033 波乱万丈新年大会!!２２【鏡開き】 ページ34
私たちは同時に走り出した
私は蓋割担当。
＿＿＿＿のだが!!
A「……放せ」
夜桜「今年こそ私は貴様に勝ち難波一の称号をいただく！」
ハジメ「うるせぇ犬っころだな、そんなに欲しけりゃくれてやるよ」
夜桜「貴様は何もわかっていない、あの方に認めてもらうにはお前に勝つ他ないのだ！！そのまま共に頭蓋を叩きつけてくれる！！」
紫の鞭を私の腕に巻きつけ、壁へ叩きつけるように振るうが、ハジメは壁を蹴り夜桜へ襲いかかった
夜桜「やっとやる気になったようだな」
ハジメ「はぁ？やる気なんざ最初からねぇよ。32番!オメェも準備しとけ」
そう言ってハジメが出したのは、黒い二丁の拳銃
それを見て夜桜は飛び退く
夜桜「貴様は拳銃の所持を認められていないはずだ！！」
ハジメ「これか？あそこにご自由にお使いくださいってあったから」
夜桜「な、なんと！！」
三鶴「早速見つけたようだなハジメ！そいつは今回新たに導入したアイテムボックスだ！！」
要約すると自由に使っていいが銃弾は強化ゴム弾で刀は模造刀だそうだ
だが当たれば怪我はするだろう
ハジメは脅しに使うだけで撃つ気はないらしい
A「じゃっ、私は行くね」
夜桜「貴様ッ!!」
また鞭で腕を絡め捕ろうとしたらしいが、今度はしっかりと避け、そのまま上へ向けて階段を上る。
ただ、それはすぐに中断された。
ーー
ー
ジューゴ「ゲホッ…」
ムサシ「お前…本当にジューゴか？俺の知ってるジューゴはこんな弱くねぇぞ。…いや違うか『使えるもんを使ってない』だけか。おい、この黒い枷を俺によこせ」
ジューゴ「…ははっ、まだ諦めてなかったんだ」
ムサシ「当たり前だ、こいつを奪うためならなんだってするさ」
ジューゴ「前にも言ったよな、この枷は外せない。外れるならすぐにお前にあげてる。それにこの枷を外せるのは…」
ムサシ「『首に傷をつけた男』しかいねぇってか？」
ジューゴ「なんで、それをっ…！」
ジューゴ「答えろ…！答えろ、ムサシ！！！」
ムサシ「やっとマジになったな(もしかしたらまた見れるかもな…だとしたら、やるしかねぇ)」
ジューゴ「彼奴について、何を知っている！！」
ムサシ「そりゃ、俺に勝てたらおしえてやるよ」
会話が聞こえて私は足を止めて振り返る。
ムサシが掌から出したのは
燃え盛る『炎』だった。
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白夜狼 - とても面白い作品でした！ところで一つ気になったのが、『夜桜』ではなくて『四桜』ではないでしょうか？ (2018年11月15日 21時) (
レス) id: baf811e79e (このIDを非表示/違反報告)
くろくろ(プロフ) - リンさん、コメントありがとうございます!! (2017年11月21日 21時) (レス) id: a73440cd59 (このIDを非表示/違反報告)
リン - とても楽しかったです!! (2017年11月21日 19時) (レス) id: baf9cf8c73 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くろくろ | 作成日時：2017年10月31日 6時
