032 波乱万丈新年大会!!２１【鏡開き】 ページ33
A｢私を投げるな!!｣
ハジメ「別にいいだろ」
A「むかつく」
ハジメ「そうか」
看守が1人か、俺は去年もでたし今年は大和に任せるか」
大和「私は構わないぞ」
ハジメ「じゃあよろしく、俺は喫煙室に戻るわ」
そんなやりとりを見ていると夜桜さんがハジメにビシッと指をさした
夜桜「待て、お前が参加しろ双六 一。去年は負けたが今年はそうはいかんぞ、お前が参k((ハジメ「いやだ」なんだと！」
ハジメ「俺徹夜明けで超眠いんだよ」
A「え、それなら私の四連戦目は辛いからいやだって理由も通るじゃん」
夜桜「貴様達は看守長のあの目を見てもその言葉が言えるか！」
つられて見た先にはゴゴゴと効果音がつきそうな看守長がじーっとこちらを見ていた
…怖わッ!?
ハジメ「(めっっっちゃ睨まれてる！)…なぁ大和、これは俺がでなきゃダメなのか？」
大和「主任がそう思うならそうなのでは？」
ハジメ「(ただでさえ目つけられてるからなぁ…)しゃーねぇな」
A「私は」
大和「がんばれ、32番殿」
夜桜「お前は15番の相手をしていろ、634番」
……634番？聞いたことのある番号だな
？「あー聞き覚えのある声だと思ったらやっぱりそうだったか」
そう言って夜桜さんの後ろから現れたのは、目に黒い布を巻く、見たことのある彼奴の姿
ムサシ「懐かしいな、ジューゴ」
ジューゴ「っ…ムサシ…！お前、なんで…ここにっ！」
あぁ、実験に参加した囚人か。
ムサシ「もう前みたいには話してくれねぇのかジューゴ？まぁそうだよな。ああ、お前の質問に答えると俺はお前と同じそれなりの囚人ってことさ」
ハジメ「顔見知りか？囚人同士でもやっぱあるんだな」
ジューゴ「……前の刑務所で、一緒だった…だけ」
A「(絶対嘘だ)」
ムサシ「ラッキーだったぜ、またお前とやりあえるなんてな」
ジューゴ「…ははっ、俺は全然ラッキーじゃないよ。お前相手じゃ勝つことなんて無理だしな」
ハジメ「何のことだ？」
ジューゴ「…俺は身を守る技をムサシから教わったんだ。よく下衆な奴らに襲われたから、1人でも大丈夫なようにって」
ハジメ「ほぉ、まぁでもちゃんとやれよ」
ジューゴ「…わかってるよ」
居心地が悪い。
昔のことなんて忘れたい。
ほんっと、4連戦とかキツすぎ。
三鶴「それでは最終試合、よぉーーい！！スタァァアアアト！！」
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白夜狼 - とても面白い作品でした！ところで一つ気になったのが、『夜桜』ではなくて『四桜』ではないでしょうか？ (2018年11月15日 21時) (
レス) id: baf811e79e (このIDを非表示/違反報告)
くろくろ(プロフ) - リンさん、コメントありがとうございます!! (2017年11月21日 21時) (レス) id: a73440cd59 (このIDを非表示/違反報告)
リン - とても楽しかったです!! (2017年11月21日 19時) (レス) id: baf9cf8c73 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くろくろ | 作成日時：2017年10月31日 6時
