023 波乱万丈新年大会!!１２【百人一首】 ページ24
戻った時、みんな(ウノ中心)に思いっきり抱きつかれました。
【第四種目:百人一首】
ウノ「それ知ってる！カルタってやつだろ？」
A「うん、まぁそんな感じ。和歌って恋の詩が多いからちょっと楽しみだなぁ」
ウノ「へぇ？ちなみにお前はなんてのが好きなんだ？」
A「えっと……『思ひつつ 寝ればや人の見えつらむ 夢と知りせば覚めざらましを』……かな？」
最後の、夢と知りせば〜が割と好きなんだよなぁ
星太郎「小野小町の和歌ですね」
A「知ってるんだ」
星太郎「僕、暗記には自信あるんです。意味は確か『思い続けながら寝入ったからあの人を見ることができたのでしょうか。夢だと知っていれば目を覚まさなかったのに』ですよね！」
A「そうそう！いい詩だよね〜」
ウノ「ふーん……」
自分から聞いたくせにつまらないみたいな反応しないでよ、ウノ。
三鶴「この種目に必要なのは精神力と集中力だ！参加人数は三人まで！看守同士、囚人同士で戦ってもらうぜ！引き分けなら両者失格！詠まれた歌を根こそぎとりあえ野郎ども！」
ロック「なんで三人までなんだ？」
ハジメ「三人目は交代要員だ。この種目は精神力を大量に消耗する勝負。あまりの消耗に肉体がついていけず倒れて行くものが続出する
そのための対策として三人目の交代要員が考案されたのだ」
そんな過酷なものなのか……いや、違うから!!
カッと目を見開いたハジメの顔が怖い。
星太郎「あ、Aさん参加する？相手は三舎みたいだよ」
三舎ってことはキジ姉の言っていたイケメンに会えるのか！
A「でr「俺が出る」ウノ…できるの？」
ウノ「できない」
ロック「おいおい……」
ウノ「でもカードを使う勝負なら負ける気がしないぜ！」
……和歌を知らないと、この競技は辛いと思うけどなぁ。
ウノ「俺と星太郎の二人でいいよな」
星太郎「いいんですか？あと一人入れなくて」
ウノ「だってこいつらにできるとは思えないし」
A「出たい!」
ニコ「(多分あの人達(イケメン達)に近づけさせたくないんだろうな……
俺が出るって星太郎ちゃんのセリフを遮ったのも聖月ちゃんと二人にするのが嫌だったみたいだし……
ウノくんも素直じゃないなぁ)」
A「ウノができるかわかんないから私も行く。交代要員でいいから」
ウノ「オマエさっき出ただろ」
A「もう適当!!」
ハジメ「よし行け」
A「イエッサー!!」
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白夜狼 - とても面白い作品でした！ところで一つ気になったのが、『夜桜』ではなくて『四桜』ではないでしょうか？ (2018年11月15日 21時) (
レス) id: baf811e79e (このIDを非表示/違反報告)
くろくろ(プロフ) - リンさん、コメントありがとうございます!! (2017年11月21日 21時) (レス) id: a73440cd59 (このIDを非表示/違反報告)
リン - とても楽しかったです!! (2017年11月21日 19時) (レス) id: baf9cf8c73 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くろくろ | 作成日時：2017年10月31日 6時
