【アイナナ】大好きな歌を、大好きなキミへ。【八乙女楽】 (ページ9)

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3人で遊ぼう　３ページ9

さて、プレゼントはどうしましょうかね。

楽と大和さんは洋服を買ったときの袋に入れるみたいだね。

大した量じゃないらしいしね。

けど私はどうしようかな？

プレゼントはテーブル4つを埋め尽くし、そしてそれが高く積みあがっている。

渚に常時装備しておくように言われたバッグに詰めてみるが、テーブル1つ分ほど入らない。

さてどうしよう。

段ボール箱でももらえればいいのだが、そんなものもらえないし、段ボール箱を持っていたら完全に目立つだろうから、それは無しかな。

うーん、どうしよう。

渚も涙も今日はドラマの撮影とか番組の撮影が入ってるから呼べないし、他のみんなも撮影や打ち合わせ、それに練習が入っていて、とても呼べるような人はいない。

となると楽と大和さんに持ってもらうしかないのかな？

でも2人だって自分がもらったものもあって大変だからなー……。

楽「持つな？」

私が悩んでいるのを見てか、楽は私の顔を覗き込んでそう言って私の分のプレゼントも自分の分のプレゼントを入れた紙袋へと入れてくれる。

……なんてイケメン！！楽大好き！！←

大和「他のファンの人達にもバレないうちにさっさと帰りますかね」

そしてササッとショッピングモールを抜け出した私達である。

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そのあと、結局お菓子屋さんへ寄り道して、みんなへのお土産としてクッキーを買いました。

寮に着いてももちろん人はおらず、シーンとしている。

唯一あるのはセミの鳴き声くらいだろうか。

宙「久々に外に行って遊べたかな」

楽「お前、暇なときはいつも部屋に籠って曲作ったりCD聞いたりで、外に出るのは移動くらいだろ？たまには休んだ方がいいからな」

宙「あ～楽イケメン。大好き」ｷﾞｭｰ

ーぎゅー

大和「あ゛－、俺の事忘れてませんかね？」

楽「あー、ワリ。忘れてたかも」

宙「一応忘れてはいない」

大和「……まぁいいか。とりあえず、もらったものを運ぼうぜ？」

ーパタパタ

宙「……前が見えな……ッ！？」

急に足がスカッと空を切り、バランスを崩す。

そして持っていたプレゼントの重さでうまくバランスを戻せず、後ろへ体が傾く。

大和「って、あぶなっ……！！」

……だが、ちょうど後ろにいた大和さんが背中を押してくれたため、どうにかその場にとどまる。

危なかったー。階段を頭から後ろに転げ落ちて死ぬかと思った。

宙「ありがとう、大和さん」

今日はかなり楽しかったな。