【アイナナ】大好きな歌を、大好きなキミへ。【八乙女楽】 (ページ19)

今日:6 hit、昨日:3 hit、合計:41,117 hit

いわくつきのお化け屋敷　３ページ19

ーNosideー

宙「……ええと、１チーム目が渚と楽と三月とナギ、そして百さんだね」

渚「で、２チーム目が涙と龍と環と壮五、で一織」

涙「最後、３チーム目が宙と天、陸と大和に千さん」

宙「ではさっそく１チーム目の人、いってらっしゃーい！」

＿＿＿＿＿＿＿＿＿
＿＿＿＿
ー楽sideー

楽「……本物みたいだな」

渚「絶対宙が好きなヤツだね」

百「え？宙ちゃんってこういうの好きなの？」

渚「恐怖系は苦手。『いわくつきとか無理ぃぃいいい！！』レベル。だけど『昭和の町並み』と聞くと離れられない」

楽「『江戸から昭和あたりの町並みが好き』って言ってた気がする」

三月「へー。もっと平安とかそのへんかと思ってた」

渚「あ、でも十二単とかは憧れるらしい」

ナギ「？」

百「まぁ、とにかく先進んでみよう？」

ーチリンッ

楽「ん？」

さっき、鈴の音が……

気のせいか？

ータッ

楽「！？」

いま何かいた。

小学生くらいの女の子が。

楽「待てッ……」

渚「え、ちょどこ行くの！？楽！？」

ーフッ

百「ってあれ！？楽が消えた……」

渚「つ、伝えに行こう！」

後ろで百さんと渚の声が聞こえたが、俺は足を止めずに少女を追いかけた。

＿＿＿＿＿＿＿＿＿
＿＿＿＿＿

ー宙sideー

あ、そろそろ2グループ目がスタートの時間だね。

準備してもらおうかなー………

渚「宙ッ！！」

宙「あ、アレ？なぜ入り口から渚達が………」

ナギ「それより聞いてクダサイ！」

百「楽がどっか行っちゃった！！」

宙「へ？」

なに？何があったの？

迷宮ってくらいだから迷子はあり得るんだけど………

三月「なんか一瞬視界が白くなって、そしたら消えてたんだよ！」

なにそれ。意味不明。

だけどここはいわくつきの建物…………

そんなことがあってもおかしくないよね。

宙「わかった。ちょっと探してくるから、カメラ1台貸して。撮影しながら移動するから、異変があったりしたらその映像とか見て判断して」

無事でいてね、楽＿＿＿＿＿＿