【アイナナ】大好きな歌を、大好きなキミへ。【八乙女楽】 (ページ14)

今日:19 hit、昨日:3 hit、合計:41,130 hit

雨ページ14

撮影が終わり、さぁ帰ろうとなった私達。

だが＿＿＿＿＿＿

楽「……なぜこんなに雨が降っているんだよ」

外ではバケツをひっくり返したような雨が降っていました。

渚に連絡をしてみたのだが、渚はまだドラマの方の撮影が終わらないそうで帰れないそう。

色々な人に連絡をしてみた結果、「カラオケに泊まる！」というのと、「普通に帰る」という選択肢があった。

だが、私達と言うと＿＿＿＿＿

大和「傘は……ないな」

宙「……歩いていくと大体1時間くらい、かな？」

楽「1時間打ち水か」

全｢｢｢…………｣｣｣

楽「……近くにホテルあったか？」

私はすぐにスマホを取り出して調べてみる。

画面を下にスクロールしていくと……あった。

宙「歩いて5分くらいの所に一軒ある……」

大和「じゃ、そこ行きますかね」

そして、私達は外に勢いよく飛び出した。

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
＿＿＿＿＿

結局1部屋しか空いておらず、1部屋しか借りられなかったのだが、広いので別に大丈夫だろう。

全身びしょびしょになった私達はすぐにタオルで全身を拭き、脱げるものを脱ぐ＿＿＿＿と言っても、私はそんなものないが。

楽「早く風呂入ってこいよ。風邪ひく」

と楽に言われて、私はすぐに風呂に入る。

待っている二人の為にも早くしなくては。

＿＿＿＿＿＿＿10分くらい経ったのかな？

急いでお風呂から上がり、そして渚に「一応持って行って」と言われた着替えを着る。

渚、君は予言者か何かかな？

宙「あ、あがりました～……」

すると、次は大和さんがそそくさとお風呂に入っていく。

じゃんけんでもして順番を決めたのかな？それとも先輩が後輩に譲ったとか？

まぁ、とにかく＿＿＿＿＿

宙「……やっぱり。楽、冷たくなってる」

ーぎゅー

楽「な、なにやってんだよ///」

あ、照れてるー可愛いー。

宙「冷えちゃうでしょ？だから抱き着いて温めてるのー」

楽「方法が間違ってるだろ……///」

すっごい冷えてる……大丈夫かな？

楽「宙……」

宙「えっ……」

ーギュッ

さっきまでは私が楽の後ろから抱き着く形だったんだけど……

なんで今私、楽に抱きしめられてるの！？

宙「が、楽？///」

楽「このほうが温かい……。お前すごく温かいから」

ーギュー

は、はずかしいなぁ……