248話「発表2」 ページ4
ハ「ジャカジャカジャカジャカ...。」
ハンナキーが再び効果音を口ずさむ。
ノ「そのジャカジャカうるさいの何?
ジャマしないでよ、ハンナキー。」
ハ「あうぅ!!
アナタがリハ通りにやれって言ったんじゃないですかぁ...!」
わざわざこんな事の為にリハーサルまでやっていたなんて...全て計画されていた事なんだろうけど...腹が立つ。
ノ「上位4名を発表します!
バーガーバーグQタロウ!」
Q「お...おう。」
ノ「キヅチカンナ!」
カ「...私...?」
ノ「ヤブサメアリス!」
ア「...ほぉ...。」
ノ「えーと...ヒヨリソウでーす。
QタロウはAと接戦だったし、他3人は3人で接戦だったねー!」
何を思ってか...メダルを集めまくっていたQタロウさん。
私と接戦と言うくらいだし、150枚くらいは持っていても可笑しくない。
アリスさん、カンナちゃん、ソウさんは私含めて4人で交換したこともあって...60枚以上である事は確実だ。
そこに...何枚交換出来たかで変わってきたのだろう。
ソ「...ふーん...。」
ア「ふふ...良い順位じゃないか...。」
ノ「人生で1位とか取ったこと無さそうな反応だねー...。
続いて大体真ん中!ド平凡だった人は〜...
シノギケイジさんでーす!
いやーギリギリで踏みとどまったねー!」
ケ「...へぇ......意外と信頼された方だねー。」
私とサラちゃんとした最初の40枚と...あと誰かとしたのだろう。
ノエルの反応的にケイジさんは、ギリギリ上位と言う扱いみたいだ。
私の後に名前を呼ばれた5人はノエルを挟んで私の右側へと一列で並んだ。
ノ「あとの劣等生は...
チドウインサラ
ヤブサメレコ
エゴコロナオ
この3バカムスメでーす!」
レ「誰がバカだ!
遊びじゃねえんだぞ!!」
ノ「はいはい、3バカはこっちに集まって!」
まとめる様に呼ばれた3人はハンナキーを挟んで左側に集められた。
必然と残っている人で分かる。
最下位はギン君だ...。
ノ「最下位の発表です!
最下位はなんと〜〜〜!
イブシギンくんです!
ビリッケツでしたねー最低ー。」
ギ「ビリって言い方やめろワン!
ムカつくニャン!」
ノ「テメー0枚じゃん!
誰からもメダルをもらわなかったみたいだね!」
ギ「...あんなお金のやりとりみたいなこと...したくないニャン...。」
そっか。
ギン君がメダルの交換を嫌がってたのは知ってたけど...結局、出来なかったのか...。
ノ「いじっぱりだな〜。
負けて悔しくないのかー?現代っ子はー。」
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作者名:伊豆花織 | 作成日時:2022年11月3日 17時