死なないために足掻きましょう。５【キミガシネ】 (ページ6)

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２００話「見つからない」ページ6

アリスさん達と別れた後、ナオちゃんからメダルをもらった事もあって...クリアチップに交換するため、景品交換所へと訪れようとした。

『あれ...ケイジさん。』

中に入れば...モニターの周辺で屈む様にケイジさんが何かを探していた。

ケ「順調かい、A？」

『ええ...メダルもクリアチップもそれなりに集まって来てますし、例の作戦も無事に実行しました。』

ケイジさんには無事にアリスさんと共にメダル交換を持ちかけて、合計４０枚のソウさんのメダルを手に入れられた事を伝えた。

ケ「あと...１０枚だね。
それは...オレの方でどうにかしてみるよ。
ちなみに...パソコンの充電器は見つかったかい？」

『いいえ...残念ながら、まだ見つけられてません。
このフロアに......本当にありますかね？』

ガレキの部屋でパソコンを見つけた後に本格的な探索はまだ行えていないけれど...これまでにこのフロアのあちこちを探していても、パソコンの充電器と思しき物は見つかっていない。

ケ「まあ...ここは普通の物ほど手に入りにくいからね。
危険物とか...重要すぎる物ほど手に入るのにねー...。

それで...この後の予定は？」

『えっと...【滞留エリア限界線】でナオちゃんにクリアチップを譲ったのもあって、このままじゃクリア条件を満たせないので景品交換所でメダルとクリアチップを交換しようと思います。
そして、その後に...アトラクションに行こうと思います。』

ケ「順番が逆になってもいいなら...先にオレとアトラクションに行こうか？」

『なら...モニタールームにあるアトラクションが【激走トロッコ】で終わりなので...それでもいいですか？』

ケ「勿論だよ。
オレはAの力になれる事が嬉しいから、役に立ちたいんだ。」

『あ、ありがとう...ございます。
それじゃあ...アトラクション、行ってみましょうか。』