夏恋＊Shori Satou (ページ14)

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貴方「あ、勝利くんおはよう！」

勝利「ぁ、うんおはよう」

健人「おう、勝利結構寝てたな」

風磨「もう俺ら朝飯食ったよ」

勝利「えっ！？」

マリ「もう9時半だもん。勝利くん全然起きなかったし」

聡「俺起こしに行ったのに全然勝利起きないの！！」

勝利「えぇ！？また！？」

俺ってそんなに眠り深かったかなぁ..

マリ「朝ごはんはね～Aちゃんのお手製プレートだったんだぁ。勝利くんの分は皆で食べあっちゃった！」

勝利「えー！なんでだよー！それは酷くない！？」

なんだよそれ、Aちゃんのお手製って...俺だって食べたかったのに..

貴方「勝利くん勝利くん。
大丈夫だよ。私今から作るから！ダイニングに座って待ってて！」

そう言って慣れた様子でエプロンを身につけてキッチンに向かったAちゃん。

その仕草に心臓がドクリと動いた

風磨「お前見惚れすぎ」

勝利「！？ぇっ、べっ、別にそんな事はっ」

健人「いやぁ、分かるよ分かるよ。あぁいうのにグッと来るよなぁ」

聡「しかもすっごい可愛いし良い子だもんね」

マリ「僕だったら絶対にお嫁さんにほしくなっちゃう！♡」

お嫁さん...。

頭の中で俺の奥さんとして朝ごはんを作るAちゃんを想像しかけて慌てて消した。

勝利「やめてよ皆して俺からかうの！！」

健人「www勝利がなんか可愛くて」

全くもう健人くん達は俺をみて面白がるんだから...

ぶつぶつと文句を言いながらその場を離れダイニングに座った。

キッチンで料理をしてるAちゃんはとても手際が良い。

俺はAちゃんが料理をしているのをただただ眺めた。

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