死んだら苗字が北になってました。【HQ】

14話 ページ14

ﾎﾟｰﾝﾎﾟｰﾝ

侑に言われた通りにボールをあげる。


銀島｢うまいなあ。｣

角名｢ほんとに初めて？｣

北｢よくAにボール貸しとったけど、毎回ピカピカになるだけでバレーしとる感じはなかったわ。｣


ハイハイができるようになった時と同じで、体が覚えているのですんなりできた。




練習すること数十分。


ｶﾞﾗｯ

祖母｢ご飯できたで。4人とも食べてき。｣

練習が一段落着いたところに丁度おばあちゃんが来た。


もちろん1番に反応したのはもちろんこいつ。

治｢ええんですか！？｣


宮治だ。


祖母｢ええよ。ぎょうさんあるで。｣

治｢あざーす！｣


他の3人もそれぞれお礼をいいながら部屋に戻っていく。

祖母｢皆元気でええなあ。｣


それからみんなでご飯を食べて、２年ズを見送った。



『ばいばーい！侑くん、おおきに！みんなも！』


侑｢また教えたる！｣

治｢ほなな。｣


銀島｢北さん、ご馳走様です。｣

角名｢お邪魔しました。｣

北｢おん。Aも喜ぶし、また来てな。｣


侑｢うす！｣




次侑が来るのはいつかなー。

部活もあるだろうし、1ヶ月後くらいかな。

もしかしたら全然これないかも。


そんな心配は不要だったようで。


侑｢A！また来たで！｣

侑｢今日こそオーバーや！｣

と、週一でうちに来るようになった。



侑は私にバレーを教えるため。

治はうちと自分の家で2回ご飯が食べられるから。

という理由で双子は毎回来ていた。


角名は気が向いたら、

銀島は用事がなければ来てくれた。

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