検索窓
今日:3 hit、昨日:2 hit、合計:15,869 hit

14 ページ14

Aside


行っちゃった・・・。
寂しいけど、私には私のやる事があるからね。しばらく頑張ろう!

パンッと自身の頰叩いて気合いを入れる。



『よし、私も行こう』



素早く身支度を済ませて家を出る。
坂を下り市場を通り過ぎ、更に歩き続ける。辺りの景色は建物が減り木々などが増えていく。

やっと着いた。
いつ見ても立派な門だなぁ。

目の前には木造作りの大きな門。ここが猪王山、そしてその家族や弟子達の住む家。

門番をする猪王山の弟子に挨拶をし、中に入れてもらう。竹林を歩くと見えて来たお屋敷。少し裏に回ると縁側に座りお菓子を食べる一郎彦と二郎丸がいた。



『美味しそうなの食べてるね』

二「え!?A姉ちゃん!」

一「A!」

『わっ』



私の姿を見て走って来る2人。二郎丸は走る勢いを落さず抱き付いて来るから、後ろに倒れないように必死に耐えた。



二「帰って来たんだな!」

『ただいま。見ない間に2人とも身長が伸びたね』



とは言ってもまだ私の方が大きいけど。



一「Aは綺麗になったね」

『ふふ、世辞が言えるくらい成長したんだね』

二「おいら達、今稽古の休憩中なんだ!一緒にお菓子食べよう」

一「お世辞じゃないんだけどな・・・」



二郎丸に引っ張られ縁側に座る。



一「これ食べて。美味しいよ」

『でも、これ一郎彦のでしょ?いいの?』

一「うん。美味しいからAにも食べて欲しいんだ」

『じゃあ、半分こしよっか』



一郎彦がくれたお菓子を一口食べる。

んん、美味しい。やっぱりここで食べさせてるもらうお菓子は絶品だね・・・


・・・ってお菓子を食べに来た訳じゃなかった!
危ない危ない。お菓子に釣られて、大事なこと忘れるところだった。






.

15→←13



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.3/10 (26 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
56人がお気に入り
設定タグ:バケモノの子 , 九太   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

むー(プロフ) - すみません。ご指摘ありがとうございます。 (2018年8月2日 12時) (レス) id: 7924ee75a1 (このIDを非表示/違反報告)
- オリジナルフラグちゃんと外しましょう。違反行為です (2018年8月2日 7時) (レス) id: 0b0428954e (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:むー | 作成日時:2018年8月2日 2時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。