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#番外編7 ページ9

letter side black


最後に

ありがとう


みんなのこと好きだよ


これからは5人で世界に向けて頑張ってね

俺の幸せはみんなの幸せ
みんなの幸せは俺の幸せだよ


北斗





__________________________________________


side yellow


Wordで4枚に渡って手紙が書かれていた

読み終わると
全員泣いていた

封が切れたかのように泣き続けた

北斗の思いがたくさんつまった手紙

お兄さんに言って
5人分コピーさせてもらった

ジャニーさん、滝沢くん、ジャニーズへの手紙もコピーしてくれた


ジェシーはソファーに座りずっと手紙を見ている
慎太郎は頭を抱えて座っている
大我は泣き止んだが目に涙をいっぱい溜めている
樹は、、手紙を見ながらまだ泣き続けている


「樹、そろそろ泣くのやめよ
明日北斗の前で泣き腫らした目で会うの?」

樹「・・ごめん」


樹の背中をさすっていると
突然大我が喋り始めた


京「北斗、マイペースだけど輪を乱すことは絶対しなかったよな
1人でいたい事も多かっただろうに
我慢して俺たちといてくれたんだろうな
辞める直前はずっと俺たちとバカやってて
それでも何か違和感を感じてたのに気づかないふりして
北斗なら何か言ってくれるって勝手に思って
それで北斗亡くして気づくの俺バカみたい」


ジェ「それなら大我だけじゃないよ、俺も同じ
北斗が自分から何か言うのを待ち続けた
自分から辛い事言う奴じゃないのわかってたのに
北斗に甘えすぎたな、あんなに頼ってくれてたのに」


慎「失って気づくものって大きいよな
今回は失ったものが大きすぎた
正直悩んでた、北斗がいないのにグループを続ける意味あるのかなって
北斗が望んでくれているのであれば続けるべきなのかなって
俺は北斗がいた事をファンのみんなに忘れて欲しくないし6人でやっていきたいな」


樹「辛いよ、、北斗いないの
北斗がいないのが当たり前になっちゃうのも辛い
俺は絶対忘れないし、いつまでも北斗を含めたこのメンバーでやっていきたい
これ以上誰かを失うのは怖い」







北斗


俺たちは想ってるよ

亡くなったなんて嘘なんじゃないかって


どうしたの?

待たせたな

とか言ってかえってくるんじゃないかって


現実見ろよ!

って言われちゃうかもしれないけど

俺たち北斗のことそれくらい大事だったんだ

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作者名:ちきん | 作成日時:2019年12月12日 13時

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