#184 ページ34
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9月29日のライブが終わり
9月30日になった
2日間とも会場は満員だ
日本人もパラパラいるが明らかにアメリカの方やそのほかの国の方が多い
俺たちは全力で踊って歌った
ライブも終わりアンコールも応えた
アンコールも全力でやりきり舞台袖にはけると
滝沢くんが険しいような悲しいようななんとも言えない表情で立っていた
俺たち何かしたかな
5人とも不安になった
滝沢「お疲れ様、すごくよかったよ」
そう言って立ち去ろうとした
ジェ「滝沢くん、ちょっと待ってください！
何か俺たち直した方がいいところありました？
あるなら言ってください！」
ジェシーは滝沢くんに言った
滝沢「悪いところなんてなかった、盛り上げ方も上手だし」
樹「じゃあ何で滝沢くん微妙な顔してるんですか？」
滝沢「微妙な顔って・・・
ごめん、大丈夫だから」
まだ少し寂しそうな顔をしながら立ち去ろうとした
滝沢くんの前に行き5人で言った
高「滝沢くん、何かありました？」
滝沢「本当お前らは鋭いよな
わかったよ、着替えたら俺の楽屋に来い」
そういって隣にいた滝沢くんのマネージャーに
何かを指示して立ち去っていった
ジェ「なんだろう、、俺たちのことじゃないのかな」
「さあ、どうだろう・・」
俺たちはライブ後の高揚感もあったが
滝沢くんの微妙な表情が気になり
いつもより静かにシャワーを浴びて着替えた
---トントン
「「失礼します」」
そう言って楽屋に入ると滝沢くんが
ソファに座っていて俺たちも座るように言われた
俺たちが座ると滝沢くんは俺たちをチラッて見た
滝沢「....来てたんだ」
来てた？ だれが？
樹「もしかして・・・・・北斗？」
滝沢くんはゆっくり頷いた
ジェシーが勢いよく立ち上がり出て行こうとした
滝沢「ジェシー！やめろ！今行ってももういない！」
ジェ「でも！！まだ居るかもしれないし！」
滝沢「出て行って30分以上は経ってるし
まだロビーにお客さんも居るんだ、座れ」
そう言ってジェシーが渋々座ったのを見て
滝沢くんはまた話し始めた
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作者名：ちきん | 作成日時：2019年9月30日 18時
