#165 ページ15
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北斗が居なくなって
1ヶ月がすぎた
明日からライブツアーが始まる
前のりで北海道にいる
みんなでご飯を食べながら今年のライブツアーについて話し合った
樹「みんなどこが楽しみ？」
慎「俺、ばあちゃんがいる石川でやるの楽しみ！差し入れくれるって！」
「めっちゃ嬉しいじゃん
俺はやっぱり・・神奈川かな
しかも５日間もできるのは本当にスゴイ」
樹「今回は一カ所一カ所の公演数が多いのがスゴイよね
きょもはどこが楽しみ？」
京「俺は、ヨーロッパ行くの楽しみ
ミュージカルとかオペラ見てみたい」
ジェ「俺はやっぱりアメリカ！
ニューヨークも好きだし、ロサンゼルスもハリウッドとか近いらしいから行きたいな〜」
「たしかにアメリカは本場だから挑戦って言えば挑戦だよね」
樹「あのさ、、こんなに色んなところ行って
公演数やれば北斗1回ぐらい見に来てくれるかな」
「どうだろうね、、
昔の北斗だったら絶対見にこなかったと思うけど
みに来て欲しいね、北斗にも」
ジェ「絶対見に来てくれるよ」
ジェシーが言いきると
なんだか絶対に見に来てくれる気がする
京「そうだな、北斗は
絶対俺たちのこと見てくれているから」
慎「きょもがいうの珍しいな」
樹「きょもほく！
きょもほく見たいなあ〜」
「出たよ、きょもほく担」
京「俺もまた不仲やりたいよ(笑)」
ジェ「ホント大我面白いなあ〜AHAHAHAHA〜」
「面白くねえーよ、(笑)」
そう言ってみんなで笑いながら
ご飯を食べた
ホテルに戻ると
それぞれ部屋に分かれた
3人と2人に分かれる
俺は樹と大我と
部屋に入ると樹がポツリと呟いた
樹「北斗、、会いたいな」
そう言って涙を流した
俺は大我と顔を見合わせた
こんなに強がっている樹も
結局頼っていたのは北斗なんだ
北斗の代わりを俺たちはできるだろうか
大我が樹に近づき静か抱きしめた
京「樹、我慢するなよ
俺たち4人頼りないと思うけど
北斗の代わりにならないと思うけど
樹のこと絶対支えるから」
樹はボロボロ涙を流しながら
樹「ごめん、、ごめん、、
つい思っちゃうんだ
北斗ならここどうしたかなとか
北斗なら俺になんて言ってくれるかなとか
居ないのに、もう居ないのに」
俺も近づいて樹と大我を抱きしめた
「樹、俺も思う時あるよ
北斗が戻ってきた時の場所は俺たちで守り抜こう
そのために絶対ライブツアーを成功させよう」
そういうと樹と大我が頷いた
3人でしばらく抱き合って泣いた
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作者名：ちきん | 作成日時：2019年9月30日 18時
