貴方達の幸せは俺の幸せ4

#187 ページ37

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5人のライブを見た後
病院に戻った

病室に着くとマイケルが熱や血圧を測りにきた

ピピピピ・・


マイケル「えっ！？北斗、すごく熱あります！」

マイケルが俺に体温計を見せてきた

38.9℃・・

少しだるいなって感じていたけど
まさかここまでとは

マイケル「ちょっとDr.矢崎に言ってきます」

そういうとマイケルは病室を出ていった



母「北斗、大丈夫なの？」

「うん、、ちょっと色々あったから疲れただけだと思うけど」

兄「ならいいんだけどさ、、」



ガラガラ

矢崎先生とマイケルが入ってきた


矢崎「松村さん、熱出ちゃいましたかね
ちょっと採血とりましょうか？」


そういうとマイケルが準備をし始めた

マイケルが採血を取り病室から出ていった



矢崎「ライブ楽しかったですか？」

「はい、最後にいい思い出になりました」

矢崎「そうですか、ならよかった
感染症になって敗血症になるといけないので点滴を始めますね」


しばらくするとマイケルが点滴と氷まくらを持ってきた


マイケル「北斗、他に辛いところある？」

「今は特にないかな、ありがとう」

マイケル「なんかあったら言って」


そういうとまた病室から出ていった






兄「北斗、俺たちは今日もう帰るな
また明日来るね」


「兄ちゃん、お母さんとお父さんにロサンゼルス案内してあげてよ
俺のところに来なくていいからさ」


母「でも、、北斗も一緒がいいから」


「ううん、俺は意外と満喫してるから大丈夫
お母さんとお父さん行ってきてよ！」


兄「北斗もそう言ってるんだし、
ハリウッドとか案内するよ」


父「ありがとう、北斗
何かあったら連絡してこいよ」


「うん、楽しんできてね」


母「また明後日には来るから」


「わかった、おやすみ」


兄ちゃんとお母さんとお父さんが帰っていった






アイツら輝いていたな


うらやましい？そんなことはない


というより嬉しかった


でも俺は戻らない

戻れないという方が正解


何故かというと
肺の機能が格段に落ちている

それに心臓の機能も

これは飲み薬の副作用だ


少し長い歩くだけども息切れや動悸がする

今後酸素が必要になるかもしれないとまで言われている


踊るなんてもってのほかだ


歌うのだって厳しい



もうアイツらとは会えない
ら

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