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side black
4時になる5分前
やっとレッスン場に着いた
丁度タクシーを降りてエレベーターに乗ろうとした時
樹が見えた
急いで駆け寄って樹と共にエレベーターに乗り込んだ
レッスン場に着くと
ジェシーと慎太郎、こーちが駆け寄ってきた
レッスン着に着替えているとマネージャーに呼ばれレッスン場の外に出された
マネ「滝沢さんから聞きました
病院行ってたんですね
30分やったら必ず10分以上は休憩は取ること
転ばないように注意してください
そしてレッスンが終わったら即病院に行きますよ
送っていきます、いいですね？！」
「・・う、うん」
なんか凄い剣幕
レッスンが始まる時間だったため
急いでレッスン場に戻った
こーちが不思議そうに見ていたが
無視を決め込んだ
Jr.合同な事もあって
そこまでハードなものはない
主に立ち位置の確認→簡単な振り付け
と言った順だ
丁度30分経ったころ
マネ「15分休憩にしてください、滝沢さんからのお願いです」
と振付師の人に言っていた
振付師の人も頷き
振付師「じゃあ、15分間休憩な！」
そういうとJr.が一斉に散らばった
深澤「今日めっちゃ休憩早くない？」
渡辺「確かにーあの人厳しいからこれぐらいが俺には丁度良いけど」
そんな声がちらほら聞こえる
あぁ、俺のための休憩なんて言えない
そう思い目立たないようにレッスン場の隅に腰を下ろして
水分を取った
やっぱり少しだるいかも
そう思ったがこんなに配慮してもらっている手前
言い出せなかった
目を瞑って膝の上に頭を載せていると
樹「大丈夫？疲れちゃった？」
ゆっくり顔を上げると樹だ
樹も俺の横に腰を下ろした
「ううん、大丈夫
心配かけてごめんね」
樹「大丈夫ならいいけど・・
辛かったら言えよ」
「うん、、ありがとう」
また目を瞑った
しばらくすると振付師の先生から集合の合図があり再開した
休憩の間ずっと隣にいてくれた樹は
自分の振り位置以外は俺の隣にいてくれた
30分やって10〜15分休憩を3回繰り返し今日のレッスンは終了となった
急いで着替えていると
ジェシーが声をかけてきた
ジェ「北斗、ご飯食べに行かない？」
「ごめん、今日寄らないといけないところあって
また行こうな」
少し不服そうな顔をしたジェシーを残して
急いでマネージャーの車に乗り込んだ
「ごめんね、手間かけて」
マネ「大丈夫です」
レッスン場から20分程度車を走らせて
病院についた
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作者名：ちきん | 作成日時：2019年8月22日 14時
