#128 ページ28
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やっと退院の日になった
お母さんとお父さんが迎えにきてくれた
2〜3日実家で過ごしてから東京に帰る予定だ
前のマンションは兄ちゃんが今住んでいる
俺もそこに一緒に住むことになった
お母さんやお父さんもその方が安心だと言っていた
兄ちゃんは来年の4月からまた海外に出張だ
だから約半年ぐらい2人で暮らすこととなる
そしてまた東京の土田先生のもとへ通うこととなる
しばらくは2週間に1度は病院通いになってしまう
俺とお母さん、お父さん、そして小山先生と病院の玄関まできた
小山「松村さん、これからインフルエンザや感染症が流行り始めます
必ず人混みに行く時はマスクをしてください
手洗いやうがいも忘れずに
あとは薬をしっかり飲んでください」
「先生、お世話になりました
色々わがまま言ってすみません
風邪ひかないようにします」
母「小山先生、本当にお世話になりました」
小山「本当に松村さんはよく頑張りましたね
土田に引き継いでおくので必ず病院には行ってくださいね
おだいじに」
俺とお母さんとお父さんで小山先生に頭を下げて
車に乗り込んだ
母「今日は北斗の好きなもの作ろうかな
なに食べたい？」
「唐揚げ」
母「好きだっけ？」
「病院で出なかったから久しぶりに食べたいなって」
母「わかった、作るね」
本当は山芋とか食べたかったが
しばらくは食事制限があり食べられない
これからは
小山先生が言っていた通り
インフルエンザやノロウィルスに気をつけていかなければならない
俺は特に気をつけないとすぐに悪化する
芸能活動をするにあたっても
俺たちは特にアイドルであるため
歌って踊らなければならない
体力が持つかわからない
多分病気になる前の半分以下の体力しかない
これからもグループにいるためには
それなりに努力しなければならないだろう
みんなに
置いていかれないように
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作者名：ちきん | 作成日時：2019年8月22日 14時
