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鶴丸side
『……誰が信じるか、あんたらみたいないかにも怪しい感じの奴ら』
「(A……?)」
『私が何かした?人を殺すようなそんな大罪犯したかよ、何もしてないだろ……!』
名のなき者1「おぉ、やはり特別な霊力を持っている者はこれだから……」
『文句あるかよっ!私だってこんな人間になりたくて生まれて来たんじゃないっ!普通に生まれて、普通の毎日を過ごして……っ他の人たちと何の差もない人生が良かったよっ……!』
名のなき者2「何だ、口も悪いのか?これでは審神者としてやっていけないぞ、全く……」
「(……主を、バカにしたのか?)」
気付けば俺は、刀を抜きそいつの首へと刃を向けていた。
名のなき者2「なっ……!何をする!」
「おいおい、ここまで言われて黙ってる奴がいると思うか?散々俺たちの主をバカにしやがって」
『鶴、丸……?』
「……こいつはな、ずっと苦しんで来てるんだ。それを霊力のせいだとか口が悪いだとか……ふざけるのもいい加減にしろっ!」
山姥切国広「(あの鶴丸が……怒鳴った……?)」
「……凛、行くぞ」
名のなき者5「待たぬか!」
「次また主をバカにしてみろ……今度はその首が飛ぶぞ」
山姥切長義「……あれで良かったのか?」
「……何の話だ?」
山姥切長義「さっきの事だよ。いくら俺たちが付喪神だからといって、相手は政府の最高審だ。恐らく、これから俺たち本丸の立場も、凛の立場も危なくなってくるはず」
「……仕方ないだろ、さっきのはあいつらが悪い。それに、俺たちは俺たちで凛を守り抜くだけだ。違うか?」
三日月「……まぁ、鶴丸の言うことにも一理あるな」
山姥切国広「……これで俺たちは、政府を敵に回したことになるか……」
「さぁて、早いとこ光坊の所へ帰って、何か作ってもらおうぜ。もう腹減ってぶっ倒れそうだし」
三日月「あぁ、そうだな♪美味いずんだ餅を作ってもらうか」
「だな!ほら凛、帰ろうぜ」
『……え?あ、うん……』
なぁ、凛。
何故そんなに浮かない顔をするんだ?
俺たちが政府を敵に回したのを、お前が気にする必要は無い。
なぁ、凛──
強がらずに、俺たちを頼っていいんだぞ
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イヴェル(プロフ) - 雪女さん» 初めまして✨ご覧いただきありがとうございます🙇♀️✨続き頑張って書いていきます!(^^ゝ (2022年8月8日 6時) (レス) id: 0126769826 (このIDを非表示/違反報告)
雪女 - 初めまして続き楽しみにしてます☺️小烏丸と粟田口の短刀ちゃん達が可愛すぎて...( ´艸`) (2022年8月7日 21時) (レス) id: 883542d863 (このIDを非表示/違反報告)
イヴェル(プロフ) - さらさん» 初めまして!楽しんで頂けて何よりです!😭鶴丸も良いですよね!私は箱推しなんですけど、最近推してるのは髭切・膝丸です🤭💕頑張って書いていきます!本当に優しいお心遣い痛み入ります🥺お互いに気を付けていきましょ! (2022年7月26日 16時) (レス) id: 0126769826 (このIDを非表示/違反報告)
さら - はじめまして!!このお話大好きです!!私は鶴丸推しです!!でもみんな格好いいですよね!!続き楽しみにしてます!!コロナで大変ですが、お体には気を付けて下さいね!! (2022年7月26日 14時) (レス) @page10 id: f9b4a84be1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:イヴェル | 作成日時:2022年7月9日 7時