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『それで、急に手伝いに……』
三日月「……人だけでなく、俺たちのような物も少しずつ変わりゆくものだ」
『知ってるよ。ここに来てから今日まで……まだ短いけど、一番近くで皆の成長は見てきたもん』
三日月「おや、それは俺たちもだぞ？」
『三日月たちも……？』
小烏丸「ふふっ……ここに来てから、劇的に成長した者がいるではないか」
『劇的に成長……？そんな人いるっけ……』
三日月「あぁ、俺の目の前にな」
そう言う三日月の目は、私を捉えていた。
『……私？』
三日月「勿論だ。お前は最初、俺以外の者と話すどころか近付くことすら出来なかったんだぞ？」
『そうだっけ……はは……』
大倶利「……俺はその方が楽だと、最初は思っていた」
『まぁ、伽羅ちゃんも誰かと関わるの苦手だもんね』
大倶利「苦手ではない。ただ……馴れ合うことに意味があるのかと思っているだけだ」
”あんたと関わってから、俺も随分と変わったがな”
伽羅ちゃんが薄く微笑みながらそう言う。
小烏丸「ここにいる大倶利伽羅のように、凛が我らに心を開いてくれたことで変われた者もおる。礼を言うぞ、凛」
『れ、礼を言われるほどのことはしてないよ……！？』
大倶利「……急に動揺するな」
『ど、動揺？してないしてない！さ、早く夕餉に行こ！今日の夕餉は何だろうな、あはは！』
三日月「はっはっはっ、そんなに慌てなくても夕餉は逃げたりしないぞ〜」
きっと赤くなっているであろう自身の頬を一度叩いてから、不動と同じように部屋を出た。
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イヴェル(プロフ) - ユリアさん» 嬉しいお言葉ありがとうございます!!😭頑張って更新していきます🥰 (5月6日 12時) (
レス) id: 0126769826 (このIDを非表示/違反報告)
ユリア(プロフ) - 長きにわたり紡がれた物語はとても面白くて、いろんなキャラの感情がよく描かれていてとても読みごたえがありました！新しく更新させる日を心待ちにしております。頑張って下さい!! (5月6日 10時) (レス) @page47 id: 729d7bbd60 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：イヴェル | 作成日時：2023年12月23日 20時
