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三日月「……ろ……しっかりしろ、A!!」
『っ……？』
三日月「俺が分かるか……？」
『……大丈夫、分かるよ』
私は三日月の目をしっかりと見つめて言った。
『……三日月、宗近』
三日月「お前自身の名は……？」
『……皇 A』
三日月「っ……」
『ちょっ……三日月……！？』
三日月「良かった……っお前が戻って来てくれて、本当に……っ」
『三日月、苦しいってば……！そんなに強く抱き締めなくても、もうどこにも行かないよ……！』
三日月「もう少しだけ……お前の存在を確かめさせてくれ……っ」
しばらくして三日月に、力を使った後のことを話していた。
三日月「アルテミスが……？」
『うん。私がここへ戻れるように、記憶を戻そうとしてくれたの』
三日月「そうだったのか……アルテミスは、どうなったんだ？」
『アルテミスは……私が記憶を取り戻した後に、自分の力は自分で消すって言って消えようとしたの。でも、私がアルテミスの力を受け入れてくれるなら、生まれ変わってまた私の力になるって……』
三日月「眠りについたのか……？」
『……分からない。でも最後に、またいつか会いましょうねって言ってた』
三日月「そうか……ならきっと、また会えるさ」
『……そうだと、いいな』
三日月「……さぁ本丸の中へ入ろう。他の皆は、髭切が大広間に集めてくれている」
”皆で、ずんだ餅を食べよう”
三日月はまた涙を浮かべながらそう言った。
『……三日月、ちょっと泣きすぎかも？』
三日月「っ……大広間へ着くまでには止めるさ、はっはっはっ……」
『……後でこんのすけに癒してもらおうね』
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イヴェル(プロフ) - ユリアさん» 嬉しいお言葉ありがとうございます!!😭頑張って更新していきます🥰 (5月6日 12時) (
レス) id: 0126769826 (このIDを非表示/違反報告)
ユリア(プロフ) - 長きにわたり紡がれた物語はとても面白くて、いろんなキャラの感情がよく描かれていてとても読みごたえがありました！新しく更新させる日を心待ちにしております。頑張って下さい!! (5月6日 10時) (レス) @page47 id: 729d7bbd60 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：イヴェル | 作成日時：2023年12月23日 20時
