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アルテミス「貴方自身の名を──」
次の瞬間、強い光に包まれた。
『っ……何、今の光……』
目を開けると、私は何故か空に浮いていた。
『何これ何で浮いてんの……!?』
アルテミス「貴方が”いた”世界に飛ばしました。そこに、貴方の姿を探す”家族”がいます。貴方が自身の名を思い出し、帰りたいと願えば戻れるはずです」
”戻れるかどうかは、全て貴方にかかっていますよ”
その言葉を最後に、あの人の声は聞こえなくなった。
『ちょっ……こんなところに置いてけぼりにしないで……!?』
そんなことを言っても、あの人の声はやっぱり聞こえない。
『これ、どうしたら……』
髭切「あるじ〜、どこにいるんだ〜い?」
膝丸「兄者、俺はあちらの方を探してくる……!」
髭切「うん、お願いね」
『……あの人たち何してんの?』
主……?
ここにいるはずの主人が行方知れずになってるの?
『早く見つかるといいけどな……』
鶴丸「凛!どこにいるんだ〜!早く戻って来ないと、お前の分までずんだ餅食っちまうぞ……!」
燭台切「ここにはいないのかな……鶴さん、向こうの方探してみよう」
鶴丸「あぁ、そうだな……」
『凛……あれは、さっきの主って呼ばれてた人と同じ人……?それとも別の……?』
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イヴェル(プロフ) - ユリアさん» 嬉しいお言葉ありがとうございます!!😭頑張って更新していきます🥰 (5月6日 12時) (レス) id: 0126769826 (このIDを非表示/違反報告)
ユリア(プロフ) - 長きにわたり紡がれた物語はとても面白くて、いろんなキャラの感情がよく描かれていてとても読みごたえがありました!新しく更新させる日を心待ちにしております。頑張って下さい!! (5月6日 10時) (レス) @page47 id: 729d7bbd60 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:イヴェル | 作成日時:2023年12月23日 20時