250 ページ5
三日月「……」
小烏丸「……三日月よ、ここにいたか」
三日月「おぉ、小烏丸か」
小烏丸「……凛はまだ起きぬか」
三日月「……あぁ」
小烏丸「本丸へ帰る間際まで、茜はずっと心配していたな」
三日月「仕方がないさ。現代に長くいれば、またいつ時間遡行軍が来るかも分からんからな」
小烏丸「……三日月よ、ちゃんと眠れているか？」
三日月「はっはっはっ……凛と似たことを言うのだな」
小烏丸「いや、きっと凛も我と同じことを言うはずだぞ。我らが凛を大切に思っているように、凛も我らのことを大切に思っているだろうからな」
三日月「そうだな……俺は、早く凛と言葉を交わしたいよ」
『っ……』
小烏丸「凛……？」
三日月「凛、俺が分かるか……！」
『……三日月？』
三日月「A……っ」
『わっ………ねぇ、苦しいって……』
小烏丸「A、どこも痛いところは無いか？」
『うん、大丈夫』
小烏丸「アルテミスと共にいたのだろう？」
『え、何で知ってるの……？』
三日月「倒れる前、何かに名を呼ばれて振り向いたのを覚えていないか？」
言われてみれば……
『確かに振り向いた……かも……』
小烏丸「そして、アルテミスの試練を受けた……そんな感じか？」
『……すごいね、当たってる』
三日月「それで、その試練はどうなったのだ？」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 227人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
イヴェル(プロフ) - ユリアさん» 嬉しいお言葉ありがとうございます!!😭頑張って更新していきます🥰 (5月6日 12時) (
レス) id: 0126769826 (このIDを非表示/違反報告)
ユリア(プロフ) - 長きにわたり紡がれた物語はとても面白くて、いろんなキャラの感情がよく描かれていてとても読みごたえがありました！新しく更新させる日を心待ちにしております。頑張って下さい!! (5月6日 10時) (レス) @page47 id: 729d7bbd60 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：イヴェル | 作成日時：2023年12月23日 20時
