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本丸──
三日月「凛、平気か?」
『うん、大丈夫。三日月たちは……』
髭切「僕は大丈夫だよ」
肥前「あぁ、俺もだ」
──どんなに倒しても、時間遡行軍が増え続けていく。
この戦いを乗り越えられるのか。
そう考えた瞬間に大きな音が鳴った。
こん「主さま!たった今、鶴丸殿より入電がありました!」
『!』
こん「”小者が多数集まり、巨大な検非違使に変化した。一度に薙ぎ払うつもりなんだろうが、絶対に茜には近付かせないさ”……ということです」
『巨大な検非違使……?』
こん「あ、再び入電が……”凛、お前は目の前のことに集中しろ。俺たちなら大丈夫だ。茜は、お前が信頼し選んだ10名で必ず守り通す。だから待っててくれ!また皆でずんだ餅食おうな!”……と書いてます」
『鶴丸……』
肥前「あいつ、こんな時でもふざけてやがるな……?」
……何か悩んでるのが馬鹿馬鹿しくなってきた
『……鶴丸らしくていいんじゃない?』
肥前「あんたなぁ……」
髭切「ほーら、怒らない。こうしてる間にも敵はどんどん湧いてるんだよ?」
肥前「……分かってるっつーの」
三日月「さぁ、刀を構えろ。もうひと仕事だ」
『よし……』
迫ってくる敵を睨みつつ、巫女の力を解放した。
『……本気出すか』
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イヴェル(プロフ) - ユリアさん» 嬉しいお言葉ありがとうございます!!😭頑張って更新していきます🥰 (5月6日 12時) (レス) id: 0126769826 (このIDを非表示/違反報告)
ユリア(プロフ) - 長きにわたり紡がれた物語はとても面白くて、いろんなキャラの感情がよく描かれていてとても読みごたえがありました!新しく更新させる日を心待ちにしております。頑張って下さい!! (5月6日 10時) (レス) @page47 id: 729d7bbd60 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:イヴェル | 作成日時:2023年12月23日 20時