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大包平「はっ!」
長谷部「やはり敵が強くなってるな……っ」
骨喰「長谷部、平気か?」
長谷部「あぁ……主の為だ、まだまだ倒れるわけにはいかん!」
不動「よっ!」
宗三「不動、あまり飛ばし過ぎないように気を付けてください」
不動「ん?分かってるよ!」
宗三「はぁ……これは、長い戦いになりそうですね」
『っ三日月!そっちに行った!』
三日月「あぁ!」
髭切「主、後ろ!」
『!』
肥前「させるか……!」
避けきれない攻撃から肥前が守ってくれた。
肥前「っ……大丈夫か」
『ありがとう、肥前』
ふと見ると、肥前の腕には大きな切り傷が出来ていた。
『肥前、その腕……』
肥前「あ……?あぁ、これか……さっき別の敵に隙を突かれたんだよ」
『!すぐに治さなきゃ──』
肥前「心配はいらねぇよ。俺たち刀剣には、あんたの霊力が常に流れてる。しばらく待てばこんな傷なんて治ってるよ」
『でも……っ』
肥前「今は目の前の戦いに集中しろ」
”……また笑い合う日常ってのを、作るんだろ?”
そう言う肥前の表情は、今まで見てきたどんな表情よりも優しかった。
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イヴェル(プロフ) - ユリアさん» 嬉しいお言葉ありがとうございます!!😭頑張って更新していきます🥰 (5月6日 12時) (レス) id: 0126769826 (このIDを非表示/違反報告)
ユリア(プロフ) - 長きにわたり紡がれた物語はとても面白くて、いろんなキャラの感情がよく描かれていてとても読みごたえがありました!新しく更新させる日を心待ちにしております。頑張って下さい!! (5月6日 10時) (レス) @page47 id: 729d7bbd60 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:イヴェル | 作成日時:2023年12月23日 20時