【刀剣乱舞】人間不信の少女と付喪神──陸

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燭台切「あれ、じゃあ現代での襲撃はどうなるの？」




『それも多分、私の中にあるアルテミスの力を目覚めさせるための襲撃だったんじゃないかってこんのすけと話してたの』




長谷部「時間遡行軍め……っ」




『でも、一つ気になることが……』




薬研「気になること？」




『うん……あの時、力の覚醒が目的なら私だけを狙えば良かったのに、私だけじゃなくて美琴さんのことも狙ってたの』




山姥切国広「それは、茜が前主だったからじゃないのか？時間遡行軍は審神者を狙うだろ」




『でも美琴さんは、審神者をとっくの昔に辞めてる。審神者じゃない人を狙うのは、さすがにしないと思うんだけど……』




こん「私も最初はそう思いましたが、目的もなしに前主さまを狙うことはしないはず……そこでこれは、遡行軍が何か目的を持って行ったことだと考え調べてみた結果、一つの答えに辿り着きました」




こんのすけが新たにパネルのようなものを出した。

そこには……




『！何これ……』




‪”元‬‪審神者・茜を打ち倒すこと”

‪”‬‪これにより、審神者・凛の力を怒りによって爆発させ、全ての刀剣男士を殲滅する”




こん‬‬「主さまの二つの力──神の巫女とアルテミスの力が、前主さまを打ち倒された怒りで混ざり合い、最終的に全ての刀剣男士を本体ごと消すというのが遡行軍らの目的ではないかと……」




乱「……ふーん、こんのすけはそう考えたわけだ」




こん「はい……刀剣男士は元来、時間遡行軍の歴史改変を阻止するために戦っています。幾度も歴史改変を阻止された遡行軍が、刀剣男士を殲滅することを目的とするなら妥当かと……」

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