アイドルなあなたと漫画家な私 (ページ43)

今日:3 hit、昨日:2 hit、合計:60,883 hit

ほっぺチューという名の爆弾投下ページ43

You side

ルハンの元からなんとか逃れて玄関の覗き穴を覗くとそこにはセフンが立っていた。

SH「ルハニヒョーン！いるのは分かってるんでとぅよー。ミンソクヒョンから証拠は掴めてまとぅ」

どこかの刑事のようなことを言っているセフン。
この子は私の救世主になるのだろうか…？←
とりあえず、ずっと外に立たせておくのはかわいそうなので、扉を開けてあげると

SH「やっと開いた～！ヌナこんばんは～」

とフニャフニャした笑顔で挨拶をしてきた。
背は高いけど、やっぱりマンネなだけあって、ふとした笑顔が愛らしい。

SH「Aヌナー？おーい！」

あ、いかん、いかん。ぼーっとしてた。

「ごめんごめん。中にルハンもいるしセフンも上がって」

SH「やっぱりルハニヒョンここにいたんでとぅね！僕、せっかく早く撮影終わってルハニヒョンと二人きりだと思って帰ってきたのに、ルハニヒョンどこにもいないんでとぅよー！！」

といかにもプンプンという効果音が聞こえそうな感じで言うセフン。それに対しリビングからやって来たルハンは

LH「セフナー！もうちょっと空気読めよー！せっかく良いところだったのに！ねーAヌナー？」

ぎくっ

「なんのことかなー？ルハン氏？今からご飯だったし一人増えて良かったね～ご飯は賑やかな方が美味しいよ！！」

と一生懸命はぐらかそうとしたのに

SH「良いところ…？？二人でなにしてたの？ゲーム？」

と純粋な目で見てくるセフン。
あぁ、ヌナをそんな目で見ないでー！！
ルハンにバックハグされて喜んで鼻血出そうしてたなんて口が裂けても言えない！！

LH「セフンにはまだ早かったかなー？？くくっ」

と言ってセフンの肩に腕を回しリビングに連れて行く。

SH「なんのこと？Aヌナと何してたの？？」

LH「それはヌナとるぅの秘密♡」

そんな様子を見たセフンがご飯中もずーっと何をしていたのか二人に聞いてきたけど、ルハンはニコニコしながら答えないし、私は私で鼻血が再び出ないようにその光景を思い出さないのに必死だった。

SH「またご飯食べにきまとぅね！！今日は美味しかったでとぅ！」

フニャっと笑ったセフンに癒されてると

LH「Aヌナ！ご飯おいしかったよ！チュッ」

と不意打ちのほっぺチューという名の爆弾を食らった。セフンと私は何があったかわからずポカーンとしたままで

LH「ハハッ！！二人の顔ヤバイ！！いつものお礼！」

と言ってまだ口を開けているセフンを連れて帰って行った…