アイドルなあなたと漫画家な私 (ページ34)

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料理ページ34

You side

ギョンスはスホとジョンインが来たあと、熱も37度まで下がりかなり回復した。
ギョンスに夜ご飯で何が食べれそうかきくと、日本食が食べたいと言ってきた。
病み上がりに異国の食べ物で良いのか…？と迷ってる私に

DO｢ヌナ、お願い…｣

とギョンスのおっきな瞳で見つめられ、負けた私。
本当に、exoに甘い…
結局、味噌汁、ご飯、煮物、焼き魚と色々作ってしまった…(汗)

私の家で作ったご飯をexoの宿舎に運ぼうと考えていたら、ギョンスが僕が行った方が楽じゃない？ということで、私の家にやって来たギョンス。

DO｢わー！やっぱり一人暮らしだと広いね｣

ギョンスはリビングに上がると、周りを見回して感嘆の声をあげていた。

｢もう、ご飯出来てるから座ってて、さっきまで寝込んでたんだから｣

と私がいうと、きちんとイスに座るギョンス。
でも、何か気になるのか、頭はキョロキョロと世話しなく動いていた。

｢クスッ｣

その様子が可愛くてついつい笑ってしまうと

DO｢わっ。今なんで笑ったの｣

とさっきまで忙しなく動いていた頭をこてんという音がぴったりな感じで傾けていた。

やっぱり可愛い…(萌)
と思ったのをごまかして

｢何でもないよ。ほら、ご飯食べよ｣

とご飯をテーブルに並べると、目を輝かせるギョンス。
ギョンスって食いしん坊キャラだっけ？
と思いつつ、食べ始めると

DO｢おいしい…ヌナって料理上手なんだね｣

とニコッと笑ったギョンス。

｢そうかな…？普通だと思うけど｣

DO｢ううん。だってこんなにおいしいんだもん。あっ！今度、僕に日本食教えてよ！僕、料理好きなんだ！｣

と嬉しそうに話すギョンス。
あ、食いしん坊キャラではなく料理好きなんだ。
と納得しつつ

｢私でよかったらいつでもいいよ｣

というとまた嬉しそうに笑った。