【CS】我ら空木高校栄進クラス〜神鳥谷常臣〜

武将関係小話 元就編 ページ6

「元就…久しぶりね、後ろから来るのはアレだけど」

「なんじゃ、嫌だったか？」

「…いいえ。学校はどうなの？楽しい？」

「うむ。楽しいぞ？そっちは？」

「どうでしょうね…まだ分からないわ。彼女たちの接し方も分からないから、今は様子見しているの」

「常臣は器用に見えてこういうところは不器用じゃけぇなぁ〜、よしよし」

「やめて…撫でてくれるのは嬉しいけれど、いじらないで」


「すまんすまん。ところで…何で急に会いたいって言った？どうかしたのか？」

「手紙でも良かったのだけれど、貴方は一を十で返すでしょう？それにあの高校には…貴方みたいに、気楽に話せる人が居ないのよ」

「なんじゃ、寂しいのか？」

「フフフ、そんなんじゃないわ……いえ、ある種そうなのかもね。難しいわ…人間って」


「常臣がそんなに悩むとは…驚きだな」

「私だって悩むときは悩むわ。貴方に弱みを見せていないだけよ」

「悩みがあったら俺に言えよ？」

「…貴方に弱みを知られたら、私はすぐに崩れるわ。駄々をこねる子供みたい泣きじゃくってね」

「それがどうした？俺は常臣の彼氏じゃけぇ、受け止めちゃる。どんとこいじゃ！」

「……貴方には敵わないかもね、元就…ありがとう」

「うむ」



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恋人

お嬢様としての自分ではなく素の自分を見てくれた相手
だから元就の事は心から信頼しているし、大好き

でも自分の気持ちを言うのは苦手
元就相手だと控えめ&緊張しいになる。あんまりお嬢様言葉は使わない。乙女心100%

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