SixTONESのもうひとつの物語 (ページ16)

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バカレアページ16

ある日聞かされた話、それはジャニーズJrがメインでドラマをやるということ。

そしてその中に私も入っているということ。
怜がいない仕事は今までもあったし、ドラマにもそんなにビビってはいなかった。でもまさ他のJr.もいるなんて思ってなかった。

さらにさらに驚いたのは男の不良役ということ、セリフはほとんどないのに重要な役どころだと言うのだから思わず、は？と言ってしまった。

｢花村さんは、キリッとした目元だし少し化粧すれば全然男に見えるから大丈夫｣

違うよ、スタッフさんそういうことじゃないでしょ

｢口数が少ない役だからセリフはほとんどないけどだからこそ逆に表情で伝える難しい役どころなんだよ、だから子役経験、ドラマ経験のある君に頼みたい｣

そう言われちゃ仕方ない

｢やります、頑張ります｣

そうして私のバカレア出演が決まった

役名は如月蓮最強に静かな男

怜はすごく喜んでくれて、楽しみにしてるよと応援してくれた。

やるっきゃないよな、と自分に言い聞かせ、撮影に入った。

顔合わせ。
緊張で心臓が飛び出そうだった。

桜木達也役には同い年の森本慎太郎
慎太郎のことはよく知っていた、大きくなったな～なんてそんなふうに思った。

浅田哲也役には松村北斗くん
B.I.Shadowだった子か！そんな感じ、

立浪祥平役には先輩の髙木くん、高木くんとは話したこともあったから少しだけ安心した

寺川麻耶役には京本大我くん
確か同期だよな～なんて考えて、台本を見ると私とよく行動を共にする仲らしい、仲良くならなきゃいけないじゃん！って少し焦った

野口聡役には田中樹くん
聖くんの弟だ、確かラップできるんだよな～って感じ

里中ユウキ役にはジェシー、
話しやすそうだななんて考えてた

神保誠役には髙地優吾くん
あ、スク革の子だ、ホントすごいよなあ～

なんて心の中で思っていたら自分の自己紹介の番に、

｢如月蓮役の花村Aです、よろしくお願いします｣

こうして、後にSixTONESのメンバーとなる6人に出会った