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島崎「達央さん諦めましょう…悠くんが下野さんを気に入ったんです。それに僕達は居候の身なのは本当の事ですから…」
鈴木「…」
下野「いいよ。やっぱり帰るから…」
「ダメです!!私も紘と久しぶりにお話出来て、料理も食べられて嬉しかったんです」
下野「……」
神谷「居てあげれば?」
鈴村「そうだ。Aがそう言ってるんだし…」
島崎「悠くんはこのお兄ちゃんの事が大好きなんだもんね(笑)」
悠「うん☆大好き♡」
下野「じゃぁ…」
「大丈夫ですよ。悠を真ん中にして両サイドで私と紘が寝るんですから(笑)」
神谷「僕、帰るね」
鈴村「俺も」
宮野「僕も一緒に帰ります」
「あっ。じゃぁ…浩史お兄ちゃんは明日ですね」
鈴村「今後の事はちゃんと考えておいてくれや」
宮野「またね☆」
(トコトコガチャッパタンッ)
悠「鍵締めて来る!!(パタパタパタパタガチャンッパタパタ)」
島崎「悠くん。エラいね(笑)」
悠「えへへへへ(笑)」
「ねぇ。悠」
悠「なぁに?」
「ママは大事なお話をするので座って下さい」
悠「うん…」
「悠。悠は保育園から帰って来ても一人ぼっちでも大丈夫?」
悠「大丈夫だよ」
「温かいご飯を食べさせてあげられないかも知れないし、寝る時も1人かも知れないだよ?」
悠「…大丈夫だよ(笑)」
「……やっぱり心配で無理だよ…」
悠「……」
下野「僕だって協力するし、達央だって信長くんだって協力するでしょ?」
鈴木「あぁ…」
島崎「勿論です!!」
下野「紀章さんだって鈴村さん達みんな、Aちゃんの事大好きだから協力するよ?悠くんのせいにしないで、自分がやりたい事やれば?」
「……」
下野「悠くんの面倒を見るのを面倒臭いって思う人は居ないよ。口では言うかも知れないけど、Aちゃんのお願いなら協力しちゃうよ」
「……わかった。…もう一度…声優に戻ろうかな……(苦笑)」
鈴木「何処にするんだ?」
「勿論、鈴村健一社長の所に戻るよ(笑)大好きな社長だもん」
島崎「神谷さんはちょっと残念がるかも知れませんが、一緒に仕事が出来るなら僕はとても嬉しいです!!」
「ありがとう(笑)」
悠「(笑)」
下野「悠くん。悠くんは1人じゃない。何かあったりしたらママだけじゃなくて、信長くんや達央に言うんだよ?」
悠「紘くんにも言って良い?」
下野「僕ッ!?…良いよ(笑)」
悠「やったぁ☆」
「悠はお風呂に入りなさい」
悠「紘くんと入りたい!!」
「だってさ☆」
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作者名:なっつん | 作成日時:2018年11月4日 23時