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島崎「は、はい!!達央さん。Aさんを説得してみますね…お疲れ様です(トコトコトコトコ)」
鈴木「はぁ〜…」
下野「達央くんお疲れ様(笑)」
鈴木「…紘…」
下野「…(苦笑)」
鈴木「何で驚かないんですか?…知っていたんですか…」
下野「…うん(苦笑)」
鈴木「……」
下野「達央くんがAちゃんを想っているのは知っていたよ…だけど、僕が知っている事を言ったら絶対にAちゃんに会いに行くって思ったから…言えなかった…そのせいで達央くんが苦しんでいるのも知っていたのに…」
鈴木「良いです。もう会えたので…他に知っている人は…」
下野「森久保さんと前野くんかな…蒼井くんには言えなくって…(苦笑)」
鈴木「QUARTET★NIGHTは解散かな…」
下野「いやいや。ダメでしょ!!」
鈴木「だってよ…翔太だけが知らない訳だろ…もうバラバラだな」
下野「ST☆RISHだって…」
鈴木「さっき聞いたんだよ…紀章さん、真守、鈴村さんも」
下野「そうか…」
鈴木「はぁ〜…」
下野「本当にごめんな…」
鈴木「…俺達ってAの何なんでしょうね…」
下野「その答えは僕も知らねぇな…」
島崎「Aさん…」
「絶対にダメですよ」
島崎「…でも」
「聞きません」
悠「信長くんどうしたの?」
島崎「何でもないよぉ〜(苦笑)」
悠「……」
「……」
島崎「……」
「悠。好きなお菓子買ってあげるから選んで来な(笑)」
悠「良いの☆やったぁ(トコトコトコトコ)」
「信長くんはどうしてそんなに家を出て行きたいの」
島崎「僕が出れば…達央さんは住めます…僕…前からAさんの事聞いていたんですよね…今日まで気付きませんでしたけど……」
「……」
島崎「達央さんいっぱいAさんとのエピソードを話してくれました。初めて会った時は本当に嫌な奴だったって…でも…いつも悲しそうな顔をするんです。…だから、聞いた事あるんですよね…どうしてそんなに悲しそうな顔をするんですか?って…そしたら、[俺はソイツの事が大好きだったんだって…それは友達としてじゃない。異性として本当に心から好きだったんだ]って…でも、ソイツの心の闇を気付いてやれなくて、俺の前から消えちゃったんだって…本当に今にも泣きそうな顔を頑張って笑って話すんです。そんな達央さんが心から好きだった人。Aさんのそばに居させてあげたいんです」
「……」
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作者名:なっつん | 作成日時:2018年11月4日 23時