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福山「真守は本当に…」
「(トコトコトコトコガチャッ)ッ!?」
櫻井「何処に行くの?」
「何処にも行きませんよ…」
鈴村「じゃぁその荷物は何だ?」
「皆さんにプレゼントがあったのに渡すの忘れていたので、リビングに置いておこうかと…」
福山「それは朝でも良い事だよね?何でこの時間なの?」
「そ…それは……」
福山「何処に行こうとしてるの?」
鈴村「社長の俺には言ってくれよ…(涙)」
櫻井「そんなに僕達は頼りないの?」
「(涙)…ごめんなさい…(パタンットコトコトコトコガチャッパタンッ)」
福山「追い掛けなくて良いの?」
鈴村「追い掛けられない…どんな事があっても笑っていてくれたアイツが泣いている…」
櫻井「泣くほどツラいと思っていたなんて…気付かないなんて先輩失格だな…」
鈴木「……(涙)」
宮野「…(ナデナデ)」
鈴木「ッ!!……」
宮野「(ボソッ)大丈夫だよ…(ナデナデナデナデ)」
鈴木「(ボソッ)ありがとう…」
宮野「(微笑)」
蒼井「行かないで…お願い!!…置いて行かないでよ(泣)」
福山「(苦笑)……(ナデナデナデナデ)」
蒼井「(涙)……Zzzzzz」
鈴村「翔太…ごめんな…(泣)」
櫻井「これからどうしよう…」
鈴村「そうだな…俺達の天使。元気の源が居なくなってしまったな…どうしたらええんやろか…」
福山「もしかしたら、ひょっこり帰って来るかも知れないから、俺達は待ってるしか無いよな…」
鈴村「そうやな」
櫻井「戻って来たらインテンションに戻すよ。何処の事務所にも渡しちゃダメだからね」
鈴村「当たり前やろ(笑)」
福山「良いや。僕の事務所に貰うよ」
櫻井「これは戻って来たら神谷さんは青二、紀章は賢プロとか揉めるな(笑)」
鈴村「確かにな(笑)」
〜〜数年後〜〜
「……(トコトコ)」
?「A?」
「……」
?「Aちゃんだよね!?」
「違います」
?「はい。確保〜!!行くよ(トコトコトコトコ)」
「離して下さい。お願いします」
?「嫌」
「離せって言ってるだろ!!(怒)」
?「ッ!?…(手を離す)」
「あっごめんなさい…(トコトコトコトコ)」
?「待って!!何があったかは聞かない。でも、無事だったって事は教えてあげて…皆…」
「………今は皆さんが怖いんです…ごめんなさい(涙)」
?「そうか…」
「マモちゃんも元気そうで良かった…(微笑)じゃぁね(トコトコトコトコ)」
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作者名:なっつん | 作成日時:2018年11月4日 23時