sucre (ページ3)

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大学の説明会に行ったときに友達も出来て、

オンライン授業でもわかりやすい先生のおかげで充実した大学生活が始まった

｢そういえばお隣さんに挨拶行かないとなぁ｣

引っ越してきて2ヶ月、
まだお隣さんに会ったことは無かった

忙しい人なのかなぁ

｢1回行った時も留守だったし…｣

変な人だったらどうしよ……

私は親が女の子が1人で暮らすならセキュリティがしっかりしてる所じゃないとダメだってかなりいい所に住まわせて貰ってる

このマンションに住んでる人なら大丈夫か

覚悟を決めて今日再び挨拶に行くことにした

ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ

『……はい』

低い声が聞こえる

あぁまじかお隣さんって男の人なんだ

しかも絶対怪しまれてる………

｢あ！あの…私怪しい者じゃなくて！｣

｢2ヶ月くらい前に隣に引っ越して来て…！｣

｢あの、えっと、、ご挨拶に…！｣

ｶﾞﾁｬ

1人で焦りまくってる時にドアの開く音がした

怖い人だったらどうしよ…

そう思いながら顔をあげた

『はじめまして』

そう言ってニコってするお隣さんは
声からは想像出来ないくらいかわいくて

すっごいイケメン…

『お隣さんなんだ』

｢あ！あのご挨拶遅れてしまって申し訳ないです！隣に引っ越してきました！｣

『ふふ、よろしくね』
『…名前なんて言うの？』

｢えっと！Aです！｣

『Aさん、ん、覚えた！』

やっぱりこの人

｢かわいい……｣

『え？』

｢あ！ごめんなさい！つい口に出しちゃって｣

『はは、Aさんおもしろいね』
『俺は七五三掛龍也』

｢しめかけさん…｣

『しめちゃんって呼んで？』

｢しめちゃん…さん、｣

『うん！仲良くしようね』

｢…はい！あの、よろしくお願いします！｣

無事にお隣さん、しめちゃんに挨拶を済ませて
るんるん気分で隣の部屋に戻る

すっごいかっこいい人だったな…

その日はまたしめちゃんに会いたいな、
なんて考えながら眠りについた

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