泣かないって決めたじゃん！ ページ26
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今回はほんとにたくさん練習したから自分に余裕があるのか、周りをしっかり見ながら、考えながら舞台をすることが出来た。
例えば、斜めのフォーメーションの時ダビナが練習の時より少し後ろに立ってたとか、ななちゃん移動ちょっと遅れたなとかそういうの
自分でも初めての感覚で、まだビックリしてる。そんな余裕あったんだ自分。
会社にいる時はダンス苦手だったのに。すごい成長
「「「ありがとうございました！」」」
LT「さぁ！国民プロデューサーのみなさん
『Uptown Funk』の舞台が終わりました！
アヒョンさんどうでしたか？」
AH「このチームは少し葛藤が多いチームで、これから一体どうなるんだろうっていう不安が常にあったのですが、今日ここで舞台をやってみて、そうやってやってきたのも間違いじゃなかったって思えたら…正直…すみません」
「なかないでーオンニー」
感極まって、というか、その漠然とした不安から解放されたアヒョンオンニが泣き出してしまった。
私とチョリンさんのことでそんなに不安にさせてしまっていたことがほんとに申し訳ない。私も泣きそう。舞台では絶対泣かないけど。
涙を零さまいと、天を仰ぐ。
よし、えらいぞA。これで涙は引っ込むからね。大丈夫。
国民プロデューサーの皆様のウルジマコールが聞こえるけど、これはアヒョンオンニへのコールだ。
AH「すみません…とにかく、無事終わることが出来て安心していますし、私たち、これからもこうやってみんな舞台に立って国民プロデューサーの皆様にお会いしたいので、どうか投票よろしくお願いします」
グループバトルの時よりも格段に増えた私のスローガン。日本にいる時からずっとずっと憧れだったスローガン。
こんな時に見つけるなんて。
あぁ、また涙が溢れそう。
LT「さあ、Aさん。
あいご〜！泣かないでください！あなた今からコメント言わないとダメなのに〜！」
DB「オンニ〜！泣かないで〜！」
「すみません…
あー、舞台では泣かないと決めていたんですが、ふと、私が日本にいた時夢にまで見ていた景色を今、この場所を通して見ることが出来ているんだなと、改めて実感して…
私はダンス出来ないのに、暖かく迎えてくれて、迷惑しかかけてこなかったのに沢山相談に乗ってくれたオンニ達や、ダビンのおかげでこんなに素敵なステージを皆さんにお見せすることが出来ました。ほんとにありがとうございます。
どうか、投票よろしくお願いします。」
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作者名：ぱりぱり | 作成日時：2019年2月20日 15時
