ぶつかった相手がイケメンとか聞いてない【ハイキュー!!】

21.お話 ページ21

どっ




どうしよう








話す内容が無いぞ……………！？








「え、えと、大地さんはバレー、お好きですか」

「ん？あぁ、好きだぞ！」



は？？？？？なにそのキラキラ青春爽やか笑顔

しかも！！！！好きだぞって！！！

何言ってんの！？！？！？！？

すいません私が話振ったんですよねすいません

いやでも



惚れてまうやろ！！！！！！


あっ手遅れでしたァァァァアアア！！！！！！！




既に惚れています現在進行形で

好きが急スピードで急上昇してますよ



「っう」

「えっどうした大丈夫か！？」

「……大、丈夫です………」



あまりの尊さとかかっこよさに蹲ると

それを焦ったように心配してくれる大地さん。

そうですね急に蹲ったらビックリしますよねすいません






「えと〜、双葉さんはバレー、興味があったのか？」

「ｴｯ」


どっ、どうしよまさか本人を前に貴方に一目惚れして来ましたなんて言えねぇよ

あーもうほら大地さん困ってるじゃん！





「あっ、別に大した動機じゃなくていいんだぞ！？」




大した動機どころか超下心ですけど大丈夫デスカ




「まぁ、理由はどうであれ入ってくれるんなら嬉しいよ。ありがとうな、えぇっと……………」

「？」





「双葉。」









　









いいいいいいい今、なななな名前呼び捨てに…！？

名字だけど

ちょっと照れた感じに！！！双葉、って！！！！

名字だけど


「嫌、だったかな。これからチームメイトになるんだし、と思ったんだが………」

「エッいや、すごい嬉しっアッ全然嫌じゃないです！！！」





やばい嬉しい

超嬉しいよ。

名字だけど



嬉しい言うのは恥ずかしいから言い変えたけど

でも嬉しいって言いかけた。


恥ずかしい。バレてるかな


「そうか！良かった………」

バレてないな




そしてそのまま家まで送ってもらった。

「あ………で、では、また、明日。」

「おう！しばらくは俺が送るな！」

「は、はい！ありがとうございます！」

「じゃあ………おやすみ。」

「お、おやすみなさい…………」


ばたん



「…………ううううう！！！！！」

「うるさいわよA」


やばい、名字だけどあの顔はずるい。

はにかむのはずるい。はーーーー無理。



あとおやすみってやばい、なにがやばいかは分からないがなんかきゅんってきた！！！

いやきゅん通り越してぎゅうん！！ってきた！



「はー………好き……」


顔の紅みが引かないまま眠りについた

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