見知らぬお爺さんに勝手に婚約者を決められたんですが…何で？ ２

『仲間外れですか？！ゼロさん？！』 ページ9

『あたしだけ…仲間外れ…？』

嘘やん(ﾟдﾟ)
何で？酷くない？？

「ち、違います！
　決してそういうような感じではなくてですね？！」

『ゼロさん、あたしを大切にしてくれるって言ったじゃないですか…！！』

ちょっとシリアスを装うと、
スナオさん達がビックリするような目でゼロさんを見る。

「心の友、高校生に手ぇ出したんですかァ？！」

「え、零…。それはちょっと……。」

チカラさんとスナオさんは全力で引いている。
チカラさんなんてゼロさんとあたしを何度も見返している。
こっち見んな(ヾ(´・ω・｀)

ヒロシさんが挙動不審ぎみに零さんに話しかけた。

「お、俺は大丈夫だぞ！
　例え零がロリコンでも否定はしないから…！！」

ヒロシさーん？！年齢層下がってますよー？！
ゼロさんがだんだん変態化していくんだけど…(´ﾟωﾟ｀)
ご愁傷さまです(´ﾟωﾟ｀)

「ちょ、ちょっと待ってください！？」

ゼロさんが、手を前に出して、ストップ！と言う体制をとる。

「違うんです！誤解です！！」

すると、後ろに衝撃が走った。

『グエッ』

「黒島！ひっさしぶりだな！！」

こ、この声は…。

『れ、連夜さん……。』

ちょっと、腰が痛いんですけど？？
勢いよく飛び付いてきやがったな？？

「あ？何だよ、男連れてんのかー？
　アイツもみとれてたもんなー？」

ニヤニヤしながら、あたしを見る連夜さん。
うっぜぇぇぇぇぇぇ((
と言うか、どうせなら連夜さんよりカズヤさんに会いたいんだけど？？
あたしのスーパーエンジェル何処なの？？

「おい、連夜！置いていく、な……よ。」

カズヤさんがあたしを見て目を見開く。
え、何で？

「ゼ…ロ…。」

カズヤさんの口から聞こえたのは、ゼロさんの名前で。
ゼロさんの方を振り向くと、
ゼロさんも目を見開いていた。

もしかして：元恋人

その文字があたしの頭のなかに浮かぶ。
まじで？じゃあ、今修羅場じゃね？？
こう言うときは、真ん中にいる誰かが挟まれるんだよな。
誰だっけ？連夜さん？ヒロシさん？
あ、標君だっけ？？誰だー？？

「Aちゃん。零と、どういう関係なの？」

＿あたしだった(真顔)

え、何でよ。他にもいるじゃん。間男になりそうな人！！
セイギさんとかユウキさんとか！！←
何であたしなんだよ()

「Aさん。カズヤとはどういう関係ですか？？」

ほら、もう名前で呼びあっちゃってるじゃん？？

俺のに何手ぇ出してんだ？あぁ？？

ってことでしょ？？
二人とも独占欲強い()

『カズヤさん、その担ぎ方はいけねぇッス。』→←『違うこれじゃない。感が半端ないって？？ﾊﾊｯｿﾝﾅｺﾄﾅｲﾖ？』

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