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志麻君。
私の1つ上で、高校3年生。
出会いのきっかけはセンラに頼まれて
入ることになった軽音楽部。
イケメン…というか、容姿端麗という言葉がよく似合う人だ。


「A?どないしたん、ぼーっとして。」

「いや、なんでもないよ?」

「そう?最近寝不足そうに見えるし、無理しない方がえぇで。」

「うん、ありがと!」


今日はオフのため、志麻君のスイーツ巡りに
ついて来ている…行き先は教えてもらえなかったけど。


「あ、あったあった。」

「うわー…おしゃれなカフェ…」

「今ここな、イチゴフェアしてるみたいでなー…」


たくさん食べよな!と笑いかけてくる志麻君
かっこいいんだけどどこか可愛い…!
通された席に座りメニューを開けば
こんなにあるの!?ってくらいの
様々なイチゴのケーキが並んでいた。


「うわー…どれもうまそうやな!」

「ホント…どれもおいしそうで迷っちゃうねー」

「せっかくやし、いろいろ頼んで食べあわん?」

「いいの!?それならたくさん食べれるね!」


魅力的な志麻君の提案に乗って
フェアのケーキをすべて頼んだ私たち。

今日の私には、ある任務がある…
志麻君の好きなケーキを知るという任務が…!


「そうや、テスト明けの水曜って部活休みやろ?」

「さすがに終わった当日はみんな休みたいっていうからねー…私もそう思う。」

「あのさ、それやったらちょっと遠くまで出かけへん?Aと行きたいとこあるんだよね。」

「いいよ、あけておくね!どこ行くの?」

「それは…当日のお楽しみ。」


志麻君を問い詰めようとしたけど
ちょうどよくケーキも来てしまった。

並べられたケーキはどれもイチゴが輝いていて
とてもおいしそうだし種類も
王道のショートケーキにタルト、ムースのケーキに
チョコレートケーキまで様々だ。


「おいしそう…!志麻君、どれから食べる?」

「んー…俺はやっぱりショートケーキかな。Aは?」

「じゃあタルトから食べよっかな!」


未だに情報が手に入らないけども
ケーキがおいしいからまぁいいかなぁ…いや、ダメダメ。
でも、どうしたらいいかなぁ…なんて
食べ進めていた私についに神の声が聞こえてきた。

「んー…やっぱイチゴとチョコの組み合わせって最高にうまいな!俺これが1番好き。」

「そうなの?」

「せやな、イチゴと抹茶の組み合わせも好きやけど…これが1番。Aはどれがよかった?」

「私はやっぱりタルトかなぁ、サクサクとしたのが好きなんだよね。」

「んじゃ、今度はタルト専門店やな!」



ミッション達成!!

*→←初めての…… * 紬



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憧葛 - こんばんは、憧葛です!作品を読ませていただきました。いやもう本当にどれも神作ばかりで……素敵なお話をありがとうございました!これからも頑張ってください! (2021年12月7日 18時) (レス) @page38 id: e0ae3127c5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:作者一同 x他2人 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2021年12月1日 21時

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