56話 ページ7
鬼太郎side
何で？なんで？？ナンデ？？？
どうしていつも思い通りにいかないのか、このままAを失うのか？そんなのは絶対に嫌だ。
ねこ娘の気配を追っていくと初めて出会った所に彼女がいた。
鬼太郎｢ねこ、娘、｣
ねこ娘｢な、何よ、どうしたのよ、珍しいわねこんな時間に来るなんて。気付かれずに出てきたのかしら？｣
鬼太郎｢...が、ぃな、最後、｣
気が動転しているのか肺の中の酸素は枯渇していないのに言葉が途切れ途切れになり、自分でも分かる程動揺している。
どうすれば良い、一体、どうすれば、、
ねこ娘｢鬼太郎！！何があったか落ち着いて話しなさいよ！！！そんなんじゃ、解決の糸口さえ見つからないわよ！！｣
そうだ、落ち着けば良いんだ、何故そんな簡単な事が分からなかったんだ僕は。
動転した気を落ち着かせる為、息を吸って吐いて、深呼吸をした。
鬼太郎｢悪い、えっと、Aの居場所分からないか？｣
ねこ娘｢だいぶ前に別れたけど？.....まさか、｣
鬼太郎｢嗚呼、其のまさかだよ、Aが家に帰って来ていないんだ。｣
ねこ娘｢嘘、だって、普通に別れたわよ...Aと別れた所へ行きましょう。何か手掛かりがあるかもしれないわ。｣
鬼太郎｢話が早くて助かるよ。｣
それからねこ娘とAが解散したという場所まで来た。
だけどそこには何も無かった。
気配も何も感じられないのだ。
Aが帰った方向へ歩いてみたが何も感じられなかった。
このままじゃ、手の打ちようが無いじゃないか！！！！
鬼太郎｢...クッソ！！！！｣
ねこ娘｢鬼太郎...｣
鬼太郎｢何で気配が感じられないんだ！まるで何も無かったかのように気配が無い！本当に合っているのか！？｣
ねこ娘｢なっ、合ってるわよ！私がAと遊んだ所や別れた所覚えていない訳ないでしょ！それに今日の出来事なのよ？！忘れる方がおかしいわ！！｣
このまま云い合いの喧嘩になってしまったら元も子も無い為一言謝りを入れた。
悪いのは僕だ、Aを避けるような事をして近くにいなかったから、Aがいない事実を怒りに変えねこ娘へ当たってしまった。
鬼太郎｢この周辺を探そう、手伝ってくれるか？｣
ねこ娘｢当たり前じゃない、Aがいなくなって放っておける訳ないし、それに、友達からの、お願いだから...｣
鬼太郎｢ねこ娘、｣
ねこ娘｢ほら、行くわよ！鬼太郎は右私が左ね！！｣
鬼太郎｢嗚呼！気を付けて！｣
ねこ娘｢アンタもね！｣
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黒虎(プロフ) - keiさん» 楽しみにしてくれてありがとうございます。成る可く毎日更新出来るように頑張りますので宜しくお願い致します！ (2月9日 23時) (
レス) @page18 id: 357af4edee (このIDを非表示/違反報告)
kei(プロフ) - 小説見ました。更新楽しみに待ってます。 (2月8日 18時) (レス) @page18 id: 5e3c4c5ca2 (このIDを非表示/違反報告)
黒虎(プロフ) - 志賀さん» 一気見！？有難うございます！楽しみにしててください、ご期待に添えるよう頑張ります！！ (1月23日 0時) (レス) id: 357af4edee (このIDを非表示/違反報告)
志賀(プロフ) - 小説一気見させてもらいました！!とても面白くて最高でした！！続き楽しみに待ってます！！ (1月20日 23時) (レス) @page8 id: ca9d0c831c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒虎 | 作成日時：2024年1月9日 0時
