62話 ページ13
『...だから、私を狙ったと、』
しげる｢暫くは誰かと一緒に居た方が良い。あの子はどうだ？妖怪の友達の。｣
『ねこちゃん？でもあまり迷惑かけたくないからなぁ、相談はしてみるよ。』
一通り話が終わった時に母さんが帰ってきた。
べすとたいみんぐ、ってやつ？
母さんは私が目を覚ましたこと知らないから玄関の方まで行って驚かせようとした。
『...やほ！おかえり！！』
母｢Aか、目が覚めたのかい、コレを台所まで持って行ってちょうだい。｣
...あれれ？思ってた反応と違う、いつも通りの反応。
母さんにとってはそれほど重大な事では無かったのか、と落胆しつつ荷物を台所まで持って行く。
その途中で鼻をすする音が聞こえた。きっと母さんだろう。
なんだかんだで心配してくれてたんだと心に染みる。
『母さん、迷惑かけてごめんなさい。これからは気を付けるよ、あと、おはよう...』
母｢このまま起きないのかと心配した。｣
『うん。』
母｢知らない所で死んでしまうのではないかと怖かった。｣
『...うん。』
そりゃそうだ、母親というものは子供が居てこそなんだから、一生の宝物なのだから、私は責められて当然...
母｢...でもそれはAのせいでもしげるのせいでもあの子...鬼太郎のせいでもない。悪い妖怪の仕業なんだろ？Aが気に病む必要は無い。｣
『え？よう、かい？母さん聞いたの？あの2人から。』
母｢娘が意識不明の状態で帰ってきて理由を聞かない程薄情者じゃないよ私は。鬼太郎の父親だという者にも会った。未だに全てを理解した訳では無いけどね。｣
『そっか、そうだよね、でも、有難う...』
直ぐには信じる事が出来ない未知な世界を理解しようとしてくれる私の母さんは最高だ。
父さんの親戚連中は好きじゃないけど父さんはどんな人だったのだろう。悪い人か善い人か...
...もうこの世にいない人の事を考えても仕方ないか。
明日は学校行くから今日は早く寝て早起きして学校行って皆驚かせよっと！！！！！
『明日は久し振りの学校だ』という事に胸を高鳴らせ乍今日という日を締め括った。
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少しの間更新していなくてすみません...
これからはちゃんと更新していく予定です！！
沢山の方に読んで頂けて幸いです、これからも宜しくお願いします。
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黒虎(プロフ) - keiさん» 楽しみにしてくれてありがとうございます。成る可く毎日更新出来るように頑張りますので宜しくお願い致します！ (2月9日 23時) (
レス) @page18 id: 357af4edee (このIDを非表示/違反報告)
kei(プロフ) - 小説見ました。更新楽しみに待ってます。 (2月8日 18時) (レス) @page18 id: 5e3c4c5ca2 (このIDを非表示/違反報告)
黒虎(プロフ) - 志賀さん» 一気見！？有難うございます！楽しみにしててください、ご期待に添えるよう頑張ります！！ (1月23日 0時) (レス) id: 357af4edee (このIDを非表示/違反報告)
志賀(プロフ) - 小説一気見させてもらいました！!とても面白くて最高でした！！続き楽しみに待ってます！！ (1月20日 23時) (レス) @page8 id: ca9d0c831c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒虎 | 作成日時：2024年1月9日 0時
