176話 開始 ページ5
あ「ありがとう…！」
ｻﾎﾞ「じゃあ俺はなにをすればいいんだ？」
あ「そうだね、私の能力を使って色々しなきゃいけないんだけど、それが1週間続くの。
サボが任務入ってない時にしようと思ってるんだ。
どう？」
ｻﾎﾞ「そうだな。
任務の入り具合はコアラからでも聞いてくれ」
あ「わかった」
ここから始まる。
私の旅の目的が。
絶対に成功させて、みんなでまた笑うんだ。
あ「じゃ、お大事にね」
ｻﾎﾞ「お前こそな」
あら。
あ「あれ、気づいてた？」
ｻﾎﾞ「当たり前だろ」
あ「兄弟揃って勘だけは強いんだから…」
ｻﾎﾞ「勘じゃねェし」
あ「はいはい」
ふふっと笑って扉を開け、顔だけ出すように中を見て手を振った。
あ「また来るね」
ｻﾎﾞ「その頃には自室にいるようにするから」
あ「だよね」
扉を閉め、コアラの部屋に向かう途中。
声が聞こえた。
思わず物陰に隠れると、声が近づいてきていた。
声の持ち主は多分革命軍の戦士たち。
男「なぁ、結局さ、あいつどーなんの？」
男「仲間じゃねェくせにずっとここに居座り続ける気か？」
直感的に私のことだと思った。
男「もしかして、ここを乗っ取ろうとでもしてんじゃね？」
心外。
んなわけないじゃん。
てか乗っ取るんだったらもっと早くしてるし。
男「いっそのこと殺しちゃうか？」
ハハハッて笑ってるけどそれ冗談じゃないよね。
物騒だね、革命軍。
男「いいな。
海軍を潰せるチャンスだしな」
まあある意味そうだけどさ。
申し訳ないけど、殺される気はないよ？
私は大きな声で笑っている人たちの死角を通るようにその場を抜け出した。
しばらく歩いてから、
あ「しんじらんない。
あれ本当に戦士なんだか。
ないわー」
これがコアラの部屋に着くまでずっと続いた。
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しく(プロフ) - ミントさん» ありがとうございます！大好きなんて勿体無い…！本当嬉しいです！画面見てにやけてます！笑 これからも是非ご愛読お願い致します！ (2016年1月28日 16時) (
レス) id: b1d6ae8a3d (このIDを非表示/違反報告)
ミント - この小説大好きです！！更新頑張ってくださいね！応援してます´∀` (2016年1月17日 0時) (レス) id: c235248e0e (このIDを非表示/違反報告)
しく(プロフ) - 狂鬼姫さん» コメントありがとうございます。お優しい言葉、痛み入ります。ゆっくりですが確実に更新していけるように努力し続けますのでこれからもよろしくお願いいたします。♪ (2015年12月25日 20時) (レス) id: b1d6ae8a3d (このIDを非表示/違反報告)
狂鬼姫 - スっごく面白いです！お忙しいとは思いますが、更新されるのを心より待って居ますので頑張って下さい。応援しています！ (2015年10月18日 10時) (レス) id: a81ed0366c (このIDを非表示/違反報告)
しく(プロフ) - 望歌さん» ありがとうございます！そう言っていただけて本当に嬉しいです！！ (2015年8月15日 14時) (レス) id: b1d6ae8a3d (このIDを非表示/違反報告)
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