206話 素敵なお誘い ページ35
あ「ねえドゥーク。
私が君が欲しいと言えば君は私についてきてくれる？」
驚いた様子で私を凝視するドゥーク。
私ね、話を聞いていて思ったんだ。
いつか独立できるまでうちにいたらいいんじゃないかって。
うちなら必要最低限は教えてくれるし、稽古もつけてくれるし、
なにより家族愛を感じられる。
ドゥークにはぴったりじゃないかって。
ドゥ「A、それは…」
目を瞬かせてゆっくりと言葉を紡ぎ出す。
それは期待と不安で。
きっとみんなが辿ってきた気持ち。
あ「もしドゥークがいいのなら、私はドゥークと旅をしたい。
ドゥークと色んな話をして、色んなことで感情を共有したいの」
君がきてくれたらきっと船はまた楽しくなる。
そしたら、みんな笑ってくれる。
君も、そんなに悲しそうな笑顔はしなくなるよ。
だから私は君たちのために、私自身のために君に船にきて欲しい。
ドゥ「…俺は行きたい！」
バッと立ち上がったドゥーク。
拳を固く握って気持ちを吐き出すように私に言った。
期待していた返事に破顔する。
あ「ありがとう、ドゥーク」
ドゥークは照れたように頬を掻いて笑った。
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しく(プロフ) - ミントさん» ありがとうございます！大好きなんて勿体無い…！本当嬉しいです！画面見てにやけてます！笑 これからも是非ご愛読お願い致します！ (2016年1月28日 16時) (
レス) id: b1d6ae8a3d (このIDを非表示/違反報告)
ミント - この小説大好きです！！更新頑張ってくださいね！応援してます´∀` (2016年1月17日 0時) (レス) id: c235248e0e (このIDを非表示/違反報告)
しく(プロフ) - 狂鬼姫さん» コメントありがとうございます。お優しい言葉、痛み入ります。ゆっくりですが確実に更新していけるように努力し続けますのでこれからもよろしくお願いいたします。♪ (2015年12月25日 20時) (レス) id: b1d6ae8a3d (このIDを非表示/違反報告)
狂鬼姫 - スっごく面白いです！お忙しいとは思いますが、更新されるのを心より待って居ますので頑張って下さい。応援しています！ (2015年10月18日 10時) (レス) id: a81ed0366c (このIDを非表示/違反報告)
しく(プロフ) - 望歌さん» ありがとうございます！そう言っていただけて本当に嬉しいです！！ (2015年8月15日 14時) (レス) id: b1d6ae8a3d (このIDを非表示/違反報告)
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