192話 残念 ページ21
ド「おはよう、よく眠れたか？」
あ「おはよう。
そうだね、ぐっすりかな」
眠ってた記憶がないくらいだから本当にぐっすりと。
あ「で、どうして私はここに運ばれたのかな？」
とぼけてみせればドラゴンはこれ見よがしに溜息をついた。
はい、ごめんなさい。
ド「もう、出て行くのだろう？」
あ「うん、まあね」
さすがドラゴンさん、よくご存知で。
ド「お前の話ではもう少し長引くはずだったが？」
あ「あー…色々あって」
適当に誤魔化せば、
ド「嘘を…
うちの者が迷惑をかけたな」
あ「気づいてたんだ？」
ド「当たり前だ。
革命軍で起きていること、すべて把握している」
あ「さすがドラゴンさん」
ド「俺はここの長だからな」
本当、よくご存知で。
ド「この後はどうするつもりだ？」
あ「今度は麦わらの一味のところに行こうと思ってる」
ド「そうか」
あ「うん」
会話が終わり、しばらく無言になる。
時計を見上げるとその針は4と6を指していた。
うん、いい時間だ。
ド「もう…か」
立ち上がった私にドラゴンはそう言って、手を差し出した。
ド「楽しかったぞ」
ドラゴン…握手なんて性に合わないことをする。
でも、まあ…いいか。
あ「ふふっ
こちらこそ」
私は彼の手をしっかりと握った。
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しく(プロフ) - ミントさん» ありがとうございます！大好きなんて勿体無い…！本当嬉しいです！画面見てにやけてます！笑 これからも是非ご愛読お願い致します！ (2016年1月28日 16時) (
レス) id: b1d6ae8a3d (このIDを非表示/違反報告)
ミント - この小説大好きです！！更新頑張ってくださいね！応援してます´∀` (2016年1月17日 0時) (レス) id: c235248e0e (このIDを非表示/違反報告)
しく(プロフ) - 狂鬼姫さん» コメントありがとうございます。お優しい言葉、痛み入ります。ゆっくりですが確実に更新していけるように努力し続けますのでこれからもよろしくお願いいたします。♪ (2015年12月25日 20時) (レス) id: b1d6ae8a3d (このIDを非表示/違反報告)
狂鬼姫 - スっごく面白いです！お忙しいとは思いますが、更新されるのを心より待って居ますので頑張って下さい。応援しています！ (2015年10月18日 10時) (レス) id: a81ed0366c (このIDを非表示/違反報告)
しく(プロフ) - 望歌さん» ありがとうございます！そう言っていただけて本当に嬉しいです！！ (2015年8月15日 14時) (レス) id: b1d6ae8a3d (このIDを非表示/違反報告)
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