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78馬鹿 驚くべき情景 ページ28

「実はのリボーン、昨夜Aが帰宅途中で射得式令嬢の息がかかった暴漢に襲われかけたんじゃ」

「"何だと、それでAは無事なのか?"」

「うん、相手が馬鹿だったおかげで無事だよ……まぁ相手は拳銃を持っていたからちょいヤバかったけどね」

「"……射得式が何故Aを狙ったのか分からねぇが、このままじゃあAが危ねぇな……なら俺の元生徒に言っておこう、へなちょこだが腕は確かだからな"」

「話しがはやくて助かる……Aを頼むぞ」

「よろしくお願いするよリボーン君」

「"あぁ、任せとけ……へなちょこは丁度日本に来ているからな、すぐに会うことになるだろう、また何か分かり次第連絡する"」

「分かった、こちらも何か分かったら連絡するよ」


そう言うとリボーン君は短く返事をした。
学園長を見るがもう特に話すことはなさそうなので携帯の通話を終了させた。


「まさか、ただの大手会社が裏世界に足を突っ込んでおったとは……世の中何があるか分からんもんじゃのぅ」

「本当に……鉢屋は、鉢屋達は大丈夫だろうか」

「彼らなら大丈夫じゃ、ワシの教え子じゃからのぅ……それにすべての教師たちには鉢屋達に何かあったらすぐに対応できるように目をひからせておくよう言っておる」

「そうなんですか……本当学園長は行動がはやい」

「ほっほっほ、伊達に長いこと学園長はやっておらんからのぅ」

「全く……」


そう言い二人して笑った。
私は学園長と少々今後の事を話しその後学園長室を後にする。
とりあえず事務室へと戻ることにしよう。
そう思い歩き出したが私はすぐに歩みを止めることになった。


「A先生!三郎がやべぇよ!!」

「鉢屋…君が?モブ山君、一体どうしたんだ?」

「三郎が!は組の射得式ちゃんを襲ったって!」

「なんだって!?他の先生は?」

「今他の連中が呼びに行ってる!早く屋上に来てくれ!ここからならA先生の方が近い」

「分かった!行くぞ!!」

「あぁ!ってそっちじゃねぇよ、A先生!!」


若干道を間違えながらも生徒と共に屋上へと向かって行く。
屋上へと続く長い階段を駆け上がり重たい扉を乱暴に開ける。
そこには大勢の生徒たちに殴り蹴られている鉢屋の姿とその後ろに服が破れ嫌な笑みを浮かべている射得式の姿があった。


「やめなさい!!」


私の大きな怒号が辺りに響く。
その声が耳に届いたのかその場にいた者達は皆私の方に顔を向けた。

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長月シキカ(プロフ) - ますしんさん» コメントありがとうございます!私もどちらも好きなのでつい書いてしまいました。苦手な方のほうが多いと思っていましたのでこのようなコメントをいただけて本当に嬉しく思います!これからも頑張りますね! (2016年6月25日 19時) (レス) id: 547ce2e1e2 (このIDを非表示/違反報告)
ますしん - まさかのリボーン!? 驚きました!!どちらも好きなんです!更新頑張ってください!! (2016年6月25日 19時) (レス) id: 9d35f6ecdd (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:長月シキカ | 作成日時:2016年6月22日 1時

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