８馬鹿 突然ですがここでお知らせです ページ8
「イッタァ!何すんだよ、鉢屋!」
「いや、お前が変なこと考えてると思って……つい手が出てしまった」
エスパーかよ!そうツッコミしたかったがツッコミ入れた瞬間また叩かれそうなので黙って叩かれた頭をさする。
そして、私は「あ」と思いだしたことを言葉にした。
「そうだ、私今日から一週間後ここで働くことに決まったんだ」
「「えっ!?」」
私の言葉にその場にいた全員が驚いた表所を浮かべる。
そんなに驚くこともないだろう……。
そう思いながらも、私は先ほどの学園長とのやり取りを話した。
「つーわけでお前たち、てか主に鉢屋。私が働き始めた時は扱いに気を付けろよ」
「……分かった」
うわぁ、鉢屋の奴すっげぇ不機嫌になってやがる。
私は鉢屋を諭すように言葉を選んだ。
「あのな、お前が私を恋人扱いしたいのは分かるが、それをして他の生徒や教師にバレたら私だけならまだしもお前にも傷がつくんだ。私はそれが一番嫌なんだよ」
だから分かってくれ。そう言うと鉢屋は納得したのかしてないのかは分からないがコクンと頭を縦に振った。
それを見て私は鉢屋の頭を撫でてやりながら周りを見る。
「というわけで、お前たちも頼むぞ」
「勿論!てか、皆室町の頃から鉢屋がAの事を好きだって事知ってるし、元忍術学園関係者は心配ないと思うよ」
「え?」
尾浜の言葉に間抜けな声をあげたのは鉢屋である。
私は先ほど学園長から似たようなことを聞いていたので「あーやっぱり?」と、さほど驚くことは無かった。
そんな様子を見た鉢屋が顔を赤くして私に詰め寄ってきた。
「な、何でAはそんなに落ち着いてるんだ?」
「いや、私はさっき学園長から聞いたし……その話聞いて私もある程度の覚悟はしてたさ」
「マジかー……」
「マジだ」
頭を抱えた鉢屋を宥める為鉢屋の背中をポンポンと叩いてやる。
周りの人間も憐みの目を向けているのが分かる。
そんな目を向けてやるなよ。
「てか、ここでこんな話をしてなんだけど、他に誰もいないよね?」
「気配はねぇし、この時間ほとんど皆帰ったり部活やったりしてるから大丈夫だって!」
「気配って……お前たち平成に生まれたってのに気配をよめるのかよ」
「うーん、なんか体に染みついているっていうか……不思議と出来るようになってるんだよね〜」
そう雷蔵が言うのを聞いて私はコイツ等は腐っても元忍者なんだなぁと心からそう思った。
……私もコイツ等から気配をよむ術を習おうかな?
９馬鹿 私が消えた後→←７馬鹿 突然ビックリすると心臓がバクバクする
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長月シキカ(プロフ) - 月花道蒼斗さん» コメントありがとうございます！私も絶対可愛いと思います^ ^ これからも頑張りますので、よろしくお願いしますね( ^ω^ ) (2017年5月22日 23時) (
レス) id: 547ce2e1e2 (このIDを非表示/違反報告)
月花道蒼斗(プロフ) - こっちの方にも来ました!やっぱりいいですね!四年生と五年生の女の子バージョン見たいですね。本気で見たい。絶対可愛い。 (2017年5月22日 23時) (レス) id: 53496b0259 (このIDを非表示/違反報告)
長月シキカ(プロフ) - 舞姫桜さん» コメントありがとうございます！こんな作品を楽しみにしていただけているなんてとても嬉しく思います！これからも頑張りますのでどうかよろしくお願いしますね( ^ω^ ) (2016年6月13日 11時) (レス) id: 547ce2e1e2 (このIDを非表示/違反報告)
舞姫桜 - 来ちゃいました。毎回、とても楽しませて頂いています！更新頑張ってください！ (2016年6月13日 9時) (レス) id: 308a4dd197 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：長月シキカ | 作成日時：2016年5月22日 23時
