隣の不可思議。そして幸せ、【佐久早聖臣】【ハイキュー】

可２ ページ18

私はそっと佐久早くんの手を指差した。



正確に言えば、手首。







『２セット目終盤のスパイクのとき、手首痛めたでしょ

そのあとのスパイクの調子ちょっと悪かったし



なにより、スパイクの仕方、変。』






どストレートに言いすぎたか、

口をあんぐり開けられちゃなんて言えばいいのか









あと、私の言葉が思ったより響き、チームメートにはで聞こえてしまったようで

彼らは一斉に佐久早くんのほうを見た






その佐久早くんはというと


佐久早「なんでわかったの」


図星だったようで。




目を見開かせている




これは佐久早ファイル追加だな((そんなものは無い






『女の勘的なやつ？まぁ悪化しないように気をつけたほうがいかなぁ

古森くんはばっちぐーだったよ！』



古森「う、うん。ありがと」




佐久早くんに蒸れないテーピングオススメして、スマホをポケットに入れた




『じゃあ私はけんちゃんと話してくるから。また学校でね』




ばいばーいと手を振れば、古森くんがじゃぁねー！と返してくれた



何気に佐久早くんが手振ってくれるのは優しいと思う








古森「Aちゃんバレー知ってたんだね！

なんかこういうの分かっちゃうのってすごいね！才能？ってやつかな！」


佐久早「確かにな。」
















及川「あ！Aちゃんいた！…………って、どうしたの？」





_________才能って、いいね。それだけでチヤホヤされるんだから


________才能がないなら消えて。








『はぁ…………才能。ねぇ』

及川「え？急にどしたの？」





『ううん。さー及川さんが大好きな若くんとこもどろー！』

及川「別に好きじゃないからね！？」

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