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ページ3

はぁと、隣の山口が息を吐けば

それに伴い白い息も口から出てくる





「わぁぁ……今日は特に寒いねつっきー」

「……寒い寒い言ってると余計寒くなるんだけど」

「ごめんツッキー!」





部活も片付けに入り、

夜の暗闇の中で降る雪は

背景によく映えていた





「けど、ツッキーも鼻真っ赤だよ」




ぐるりと隣の山口は俺の顔を覗き込むように目の前に顔を寄せた





「人のこと言えない。山口もトナカイみたい」

「ツッキーからトナカイ!?超かわいい」

「うるさい山口」





冷たい返事をしたって

いつだって此奴はへらりと笑う







何気に、こういう時間も嫌いじゃない。









なんて、口が裂けても言えない

.→←.



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作者名:きゃべつ畑 | 作者ホームページ:  
作成日時:2023年4月29日 19時

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