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はぁと、隣の山口が息を吐けば
それに伴い白い息も口から出てくる
「わぁぁ……今日は特に寒いねつっきー」
「……寒い寒い言ってると余計寒くなるんだけど」
「ごめんツッキー!」
部活も片付けに入り、
夜の暗闇の中で降る雪は
背景によく映えていた
「けど、ツッキーも鼻真っ赤だよ」
ぐるりと隣の山口は俺の顔を覗き込むように目の前に顔を寄せた
「人のこと言えない。山口もトナカイみたい」
「ツッキーからトナカイ!?超かわいい」
「うるさい山口」
冷たい返事をしたって
いつだって此奴はへらりと笑う
何気に、こういう時間も嫌いじゃない。
なんて、口が裂けても言えない
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