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シンラside




「騎士王アーサー・ボイルだ」




場所を移して応接室へやって来た。俺、アーサー、マキさんが同じソファに座る。

向かいのソファには大隊長とAさん。




「初めましてアーサー君。シンラ君も改めまして...消防庁特殊消防隊監査科所属、一等消防官AAです。」




座った状態で敬礼するAさんに俺も習う。




「監査科?聞かん名だな。」


ソファにふんぞり返って腕を組んだアーサーはそんなことを言う。




「お前な!Aさんは一等消防官って言ってただろ!上官に対する態度をだな..!!」

「ああ..いいのいいの、シンラ君。一等っていっても現場には出てないし、扱いとしては非戦闘員と何ら変わりないから。
君たちの方が私よりずっと立場は上だよ。」


『だからAさんじゃなくて、気軽にAとか呼んでくれたらいいよ。』と、紫音さんは穏やかに笑う。




「っ...//」

「それで、Aは何をしに来たんだ?」

「俺達に用なんですか?というか監査科ってどんなことをするところなんですか..?」




アーサーに続けて質問を補足する。




「はい、今日は君たちに挨拶と雑務をこなしに来ました。」




コーヒーを一口飲んでカップとソーサーを机に置く。




「監査科と、仰々しい名前ですが...砕いて言うと特殊消防隊の方々の消防庁への窓口と思ってもらえればいいです。」

「窓口...。」

「私の主な仕事は隊員の皆さんの健康状態や施設設備の状態を保つことです。

健康診断も監査科と第6とが連携して行いますので、検診の際には私が同行させて頂きます。」

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紫癸(プロフ) - やよいさん» コメントありがとうございます!そして読んでいただきありがとうございます(嬉)少しでも力になれたのなら何よりです!お互い頑張りましょう!! (2021年4月3日 20時) (レス) id: 577fa76214 (このIDを非表示/違反報告)
やよい - 凄く面白かったです!凄く書く気が出ました ありがとうございます 頑張ってください (2021年4月2日 15時) (レス) id: 90306a3c24 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:紫癸 | 作成日時:2021年2月24日 14時

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