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「はぁあ!?キスぅ!?!?」



「うん。」



「ちょっ!!ええ!?」





持っていた、陳列されていた浴衣が手から落ちかける。



私の『されかけた』より全然そっちの方が......。





「何でまた…」



「わかんないよ......いきなり告白されて、勉強会の日に。」



「あの日に......」





私が寝てる間に何てことが......。



ていうか白布君、葵のこと好きだったの…?だから私のことも結構知ってたの…?



いや、それは考えすぎか......。





白布君、応援してあげたいけど…葵は......。





「で、返事は?」



「断ったよ。他に好きな人がいるって。」



「そう、だよね。」



「でも、『彼氏じゃないなら諦めません。てゆうか、彼氏でも諦めません。』ってさ......。



「は、はは......。」





男バレの方々はみなさん強気ですね......。





「それで、朝からあんまり元気なかったんだ。移しちゃったかと......。」



「え?」



「英太が好きだけど、白布君の気持ちも痛いほどわかるんでしょ?」



「A......。」





中学の時、英太には彼女がいた。その時のこと葵はきっと忘れられないんだろう。





「何かあったら話聞くから。」



「っA〜〜!!好きーーー!!!」





ギュゥッと抱きついてくる。苦しい......。



けど、私のよく知っているこの匂いに包まれるのは心地いい。





どっちに転んでも、葵はきっと大丈夫だと思う。英太に泣かされたら私が英太を締める。白布君に泣かされたら、彼の前髪をちょん切ってやろう。





なんて、結局どっちも葵が止めるだろうけど......。

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紫癸(プロフ) - 千弘さん» 遅くなってしまい申し訳ございません!ありがとうございます!至らない点ありますがどうぞよろしくお願いします!! (2018年1月23日 17時) (レス) id: a874f4c2b5 (このIDを非表示/違反報告)
千弘(プロフ) - めっちゃ面白かったです!次続編読むので楽しみです!! (2018年1月11日 10時) (レス) id: 99ade87467 (このIDを非表示/違反報告)
紫癸(プロフ) - 蒼生さん» ご指摘ありがとうございます!すぐに修正いたします。 (2017年3月15日 17時) (レス) id: 87abf74f68 (このIDを非表示/違反報告)
蒼生(プロフ) - あと、マネージャーを紹介する場面でも、夢主の苗字が変換されません (2017年3月15日 17時) (レス) id: b4dfbbc7a2 (このIDを非表示/違反報告)
蒼生(プロフ) - 三年生雑談会2が、友達役のこの名前が変換されなくなってますよ (2017年3月15日 17時) (レス) id: b4dfbbc7a2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:紫癸 | 作成日時:2016年12月19日 21時

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