大エース様に告白されました。【牛島若利】

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「あ、そうだAちゃん。」



「ん？」



「花火大会一緒に行こうよ！葵ちゃんも。」



「行くー!!」





と、立ち上がって手を上げた葵。

そういえば今週末だったな......。





「３人？」



「いんやぁ〜…。」



「牛島行かないの？」



「誘われていない。」



「じゃあ一緒に行こうよ。」



「ああ。」





牛島、花火大会とか行くんだ......。

てか、何着て行こう…？やっぱ浴衣？





「天童君、天童君...(コソコソ」



「葵ちゃん、葵ちゃん…(コソコソ」



『この二人って......(コソコソ』





『デキてるの？』





二人とも同じ方向にコテンと首を傾げる。





「デキてない!!」



「…？」





バンッと机を叩く。



『えーーー。』とまたもつまらなそうな顔。



もうこの人たちヤダ......。





「てか、若利クン。俺誘ったよ？」



「…そうだったか？」





『酷いわ！若利クン』と捨てられた女性のようにハンカチを噛む。





「で、結局誰々一緒に行くの？」



「ああ、バレー部の奴らも誘ってるよ〜。」





全員じゃないだろうし、せいぜいスタメンだろう。



にしてもかなりの多所帯…。



でも、ちょっと楽しみ......。

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