19, ページ22
「ちょっと待てA。」
「なに?」
英太が身を乗り出す。
「わざわざ若利の部屋じゃなくても、普通に共有スペースで良いだろ。第一、若利の部屋だとお前と三条さん入れねえし。」
「......え!そうなの!?」
ブフォっと目の前の天童が吹き出す。
「天童ー!!」
「いや、ごめんごめん......ブフっ…ククッ......」
「てか、牛島も!構わん事無いじゃん!全然だめじゃん!」
「ああ、すまん。」
すまんって......。何でいいなんて言ったんだろう、この天然エース様は…。
「じゃあまあ、そういうことだから。今週の日曜でどう?部活午前練だし。」
「はい!お願いします!!」
またも直角礼をしてから、工君は友達に呼ばれて帰って行った。
「て、勝手に決めちゃったけど良かった?特に葵。」
「うん、大丈夫。」
大平も大丈夫そうだし、英太はどうせ暇でしょ。
そんなわけで期末テスト対策勉強会が開催されることとなった。
1080人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
紫癸(プロフ) - 千弘さん» 遅くなってしまい申し訳ございません!ありがとうございます!至らない点ありますがどうぞよろしくお願いします!! (2018年1月23日 17時) (レス) id: a874f4c2b5 (このIDを非表示/違反報告)
千弘(プロフ) - めっちゃ面白かったです!次続編読むので楽しみです!! (2018年1月11日 10時) (レス) id: 99ade87467 (このIDを非表示/違反報告)
紫癸(プロフ) - 蒼生さん» ご指摘ありがとうございます!すぐに修正いたします。 (2017年3月15日 17時) (レス) id: 87abf74f68 (このIDを非表示/違反報告)
蒼生(プロフ) - あと、マネージャーを紹介する場面でも、夢主の苗字が変換されません (2017年3月15日 17時) (レス) id: b4dfbbc7a2 (このIDを非表示/違反報告)
蒼生(プロフ) - 三年生雑談会2が、友達役のこの名前が変換されなくなってますよ (2017年3月15日 17時) (レス) id: b4dfbbc7a2 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:紫癸 | 作成日時:2016年12月19日 21時